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ChatGPTの画像認識を使って画像管理を効率化しよう

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はじめに 画像認識や物体検出の研究開発において、大量の動画、画像データを効率的に管理し、必要なシーンを素早く検索できる環境の構築は重要な課題となっています。従来の方法では、人間が一つ一つの動画を確認し、メタデータを付与する必要がありました。この作業は膨大な時間と労力を要し、プロジェクトの大きなボトルネックとなっていました。 例えば: 自動運転の開発には、様々な道路状況の映像データ セキュリティシステムには、異常検知のための監視映像 製造ラインの品質管理には、製品検査の画像データ これらのデータを効率的に管理し、必要なシーンを素早く取り出せる環境がなければ、開発のスピードは大きく低下してしまいます。 本記事では、最新のChatGPTを活用して、この課題を解決する具体的な方法を解説します。動画データの自動解析から、検索可能なデータベースの構築まで、実装に必要な要素を詳しく見ていきましょう。 目次 はじめに 実装手順 おすすめのツールとライブラリ 実装の際の注意点 結論 実装手順 以下がChatGPTを使った画像データベース構築のパイプラインです。 1. 動画のフレーム分割 まず、動画をフレーム画像に分割します。以下はPythonとOpenCVを使用した実装例です: import cv2 import os def extract_frames(video_path, output_dir, interval=30): """ 動画からフレームを抽出する Parameters: video_path (str): 入力動画のパス output_dir (str): 出力先ディレクトリ interval (int): フレーム抽出間隔 """ if not os.path.exists(output_dir): os.makedirs(output_dir) video = cv2.VideoCapture(video_path) frame_count = 0 while True: success, frame = video.read() if not success: break if frame_count % interval == 0: frame_path = os.

技術ドキュメント作成のChatGPT活用法6選

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はじめに 「ドキュメントを書く時間があったら、コードを書きたい」 多くの開発者の方に共感していただけるのではないでしょうか。 とはいえソフトウェア開発プロジェクトにおいて、技術ドキュメントの作成は避けて通れない重要なタスクです。実際、業界の調査によると、開発者は作業時間の15-20%をドキュメント作成に費やしているとされています。コードを直接記述したエンジニアが作成する必要があるドキュメントも多く、この作業負荷は決して無視できないものです。 もしこの作業時間を数時間単位で削減できたら? 本記事では、ChatGPTなどのAIを活用して、技術ドキュメント作成を効率化する具体的な方法を紹介します。適切なプロンプトと組み合わせることで、ドキュメント作成の時間を大幅に削減し、より本質的な開発作業に時間を割くことができるようになります。場合によってはエンジニア本人ではなく、アシスタントさんなどに作業を割り振ることもできるでしょう。 今回は特に効果の高い6つの活用法を厳選してご紹介します。これらの手法を組み合わせることで、プロジェクト全体で数十時間規模の工数削減も決して夢ではありません。ぜひ最後までお付き合いください。 目次 機能・関数の説明生成 手順 実際の出力例 ディレクトリ構成の記述 手順 実際の生成例 シーケンス図の自動生成 手順 生成例と実際の図 APIドキュメントの自動生成 手順 Swagger UI活用 データベース設計書の生成 手順 テーブル説明と設計図の生成 エラーハンドリングドキュメントの作成 手順 出力例 まとめ メリット 注意点 1. 機能・関数の説明生成 開発者にとって最も時間がかかる作業の一つが、個々の関数やメソッドの詳細な説明を書くことです。AIを使用することで、この作業を大幅に効率化できます。 具体的な手順: 対象のコードをChatGPTに入力します(なお機密保持の観点で、有料版のPlaygroundを使うか、API経由でのご利用を推奨します) 以下のようなプロンプトを入力: 以下のコードを関数ごとに説明してください。説明は以下の例のようなフォーマットで記述すること。 例) 関数名:fetchData スクロールを監視し、ページ下部付近でさらにデータをフェッチします {あなたのコード} 試しに筆者の開発したコードを読み込ませてみると、以下のようなレスポンスが返ってきます。このような機能一覧をわずか数秒で作成することができます。 `initializeApp` 初期化された設定に基づいてアプリを初期化し、セットアップ。データをフェッチします。 `initializeSAMPLE` アプリを初期化し、ログインユーザーのプロフィールを取得。未ログイン時は警告を表示します。 `handleScroll` スクロール位置を監視し、ページ下部付近で追加のデータをフェッチして表示を更新します。 `fetchMore` 現在の状態を確認しながら、追加のデータを非同期でサーバから取得します。 `renderTabs` タブクリックイベントを登録し、選択されたタブに応じてデータのレンダリングやクリップボードを更新します。 `renderStatistics` ユーザーの統計データを表示し、時間別に分けて表示します。 このアプローチによって、時間の大幅な節約ができるとともに、一貫性のある説明フォーマットを持つことができ、読み手にとっても利便性の高い機能一覧を作成することができます。