機能紹介

Object Captureの機能を試してわかったあれこれ

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株式会社カシカ、代表の奥です。 今日はAppleの開発者向けカンファレンスWWDCで発表したObject Captureについての話をします。 Object Captureは時期macOS monterey(モントレー)の新APIです。 WWDCの紹介では、iPhoneで写真を撮って、macに入れると、物体の3Dデータが 数分で作成されるとのことでした。 内部のアルゴリズムはフォトグラメトリーといわれる、複数枚の写真データを使って 3Dデータを構築するアルゴリズムが使われているようです。 以下がWWDCの発表動画になります。 https://youtu.be/0TD96VTf0Xs?t=5714 iPhone/iPadとmacがあれば、誰でも簡単に3Dモデルをつくれてしまうというのは カタチスペースの方向性と合致しているので、これは見逃せない! ということで、早速試してみました! 目次 生成物 動作環境 Object Captureのサンプルプログラム 実行結果 まとめ 参考サイト 生成物 Object Captureで生成したモデルをカタチスペースでARで見えるようにしました。 iOS/Android(ARCore対応機種のみ)対応です。 動作環境 macOS montereyのインストールが必要です。 montereyはベータ版であり、ベータ版OSのインストールはApple Developer programに登録してる必要があります。 これには年会費99米ドルが必要です。 https://developer.apple.com/jp/support/compare-memberships/ 登録している人は、サインインして、下記からダウンロードできます。 https://developer.apple.com/macos/ さらに、Object Captureを動作させる注意点として、 M1 mac Intel CPU with AMD 4GB以上 のmacである必要があります。 つまり、AMD GPUを積んでいないIntel mac(Intel Graphicsのみ)のMacではインストール しても動作しないので、気をつけてください。(読んでなくてインストールしてしまったマン) 今回、私はMacBook16インチ(2019)のAMDの4GBのGPUで検証しました。 M1はGPUメモリとCPUメモリが共有しているアーキテクチャなので、8GB/16GBあるモデルではGPUメモリが4GB以上つかえるので どのモデルでもできるということでしょうか。この辺りM1で検証された方がいたら教えてください。

スキャンアプリとカタチスペースが連携。手持ちのスキャンデータの保存・共有が簡単に!(後編)

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こんにちは。 株式会社カシカの石動です。 カタチスペースは先日【ver.1.6.5】をリリースしました。 前回のブログでは、今回の新機能のご紹介と、開発に至った経緯などについて綴りました。 今回は、【ver.1.6.5】で追加された新機能、他のスキャンアプリで撮影したスキャンデータの保存・共有方法についてです。 このリアルなハチ公、スマートフォンでご覧の方はARで目の前に置くことができます。 このカタチがアップロードされるまで、順を追って紹介します。 目次 まずは準備をする 早速アップロード! カタチスペースにアップロードすると何どんなことができるの? まとめ まずは準備をする アップロードできるファイルフォーマット まず、現状のカタチスペースに保存できるフォーマット(拡張子)はzipしたテクスチャ付き.objとテクスチャ付き.glbです。 この二つのフォーマットは多くのスキャンアプリでサポートされています。 より詳しい仕様については別の記事で説明する予定です。 スキャンアプリからアップロードする 他のスキャンアプリからカタチスペースに共有するためには、撮影した3Dモデルファイルを抽出する必要があります。 「Export」や「Share」といったボタンを探してタップして下さい。(スキャンアプリは海外製で日本語のUIがついていない場合が多いです。) アプリによってはこの前後でファイルフォーマットを選択する画面が入ることがあります。アップロードできるファイルフォーマットを選択して下さい。 早速アップロード! 今回はフォトグラメトリアプリであるTrnioを例に説明します。 前回のブログでご紹介したハチ公像をアップロードしていきましょう。 対象のカタチを表示させたら、まず右上のボタンをタップします。 そして「3D Mesh (OBJ)」をタップしてください。 これは先ほど説明したzipしたテクスチャ付き.objというフォーマットです。 共有するカタチが確定すると、どのアプリにシェアするか選択する画面になります。 (この画面はOSの機能を使っているため、どのスキャンアプリでも共通になります。) ここでカタチスペースを選択してください。 見当たらない場合は右方向に隠れていることがあるのでスライドしてみてください。 上手くいくとカタチスペースアプリに遷移し、カタチが読みこまれた状態になります。 このような画面になれば保存成功です。 (ハチ公が変な向きになっていますが次のステップで直します) もし上手くいかない場合カタチスペースアプリ一度終了させてから再度選択してください。 具体的なUIの操作方法はアプリによって異なります。 代表的なアプリの操作方法は随時まとめて行きます。 カタチの位置と向きを編集する さて無事に読込みができたようです。 しかしハチ公が逆さまになって後ろを向いていますね。 アプリによってカタチの位置や向きの定義(座標系)が異なるため、このようにカタチゲットした時点では不自然な位置や向きになっていることがあります。 スライダーを動かしてカタチの位置と向きを編集しましょう このように前を向くようにしましょう。 なお、カタチが見えているビューはタッチ操作で視点を変えることができます。 横からみるとこんな感じです。

スキャンアプリとカタチスペースが連携。手持ちのスキャンデータの保存・共有が簡単に!(前編)

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こんにちは。 株式会社カシカの石動と申します。主に開発を担当しています。 カタチスペースは先日【ver.1.6.5】をリリースしました。 今回は、【ver.1.6.5】について、開発の経緯も交えてご紹介していきたいと思います。 目次 【ver.1.6.5】を新たにリリース! 新機能、何ができるのか 新機能に込めた思い 【ver.1.6.5】を新たにリリース! カタチスペースアプリではカタチ(3Dモデル)撮影、カタチ編集、カタチスペースへの保存(アップロード)、SNS等へのカタチ共有までを一貫して行うことができます。 さらに今回のアップデート【ver.1.6.5】から他のスキャンアプリで撮影したスキャンデータをカタチスペースに保存して共有できるようになりました。 新機能開発の経緯 何故他のスキャンアプリで撮影したスキャンデータをカタチスペースに保存できるようにしたのでしょうか。 カタチスペースアプリには、写真感覚でパシャパシャ撮影してカタチを作成できるカタチ撮影機能がついています。 他のスキャンアプリと比較して、簡単でわかりやすく、そしてテクスチャが高解像度でクオリティが高いというアドバンテージがあると考えていました。 しかし、世の中には様々なスキャンアプリがあり、カタチスペースアプリはその中に埋もれていました。 昔のカタチスペースアプリは片面しか撮影できないという弱点があったからです。 リリース当初のカタチスペースアプリで撮影したクマ。よく撮れていますが、片面のみしか撮れませんでした。 大型撮影モードで複数枚撮影ができるようになりましたが、それでも他のスキャンアプリよりも常に優れているというわけではありません。 しかし、これから他のスキャンアプリと同様のスキャン機能を追加してもただの後追いになってしまいます。 我々は、本来やりたいことは完璧なスキャンアプリを提供することではないという結論に至りました。 我々のゴールは誰でも簡単にカタチを作成し共有できる世界をつくることです。 そこで他のスキャンアプリと連携してもいいのではないかという結論に達しました。 カタチスペースで、様々なスキャンアプリと連携できるようにすることで、【誰でもカタチを作成し共有できる世界をつくる】というゴールに大きく近づくと考え、今回のバージョンアップへと至りました。 新機能、何ができるのか さっそく例をお見せしましょう。是非スマホで「置いてみる」ボタンをタップして自分の目の前にカタチを置いてみて下さいね。 これは社長の奥がLiDARスキャンアプリである3d Scanner appで撮ったソファを3Dスキャンしたものです。 広範囲に渡ってカタチが綺麗に撮れていますね。ソファの重量感が伝わってきます。LiDARを使うと撮影時間や処理時間が短くて済むのも嬉しいポイントです。 お次にフォトグラメトリアプリであるTrnioで撮ったハチ公像を3Dスキャンしたものです。 屋外でも綺麗なカタチを撮影できるのはフォトグラメトリの強みですね。 様々なスキャンアプリと連携することで、カタチスペースアプリだけでは撮影が難しかった対象物もカタチにしてカタチスペースに保存できるようになりました。 スキャンアプリで撮影したデータをカタチスペースに保存すると、先ほどお試し頂いた通り、カタチスペース内の機能であるAR表示や各種SNSでの共有などがご利用頂けます。 手持ちのデータを活かしたり、誰かに共有するのが簡単に出来るというのは、既に持っているスキャンアプリの利用範囲も広がりますね! まとめ 今回は、新機能リリースに至るまでの経緯やどんなことが出来るのかについてまとめました。 次回のブログでは、実際に他のスキャンアプリで撮影したカタチをカタチスペースに保存する手順を詳しくご紹介します! 一足早く新機能を試したい方はこちらからインストール可能です。 次回のブログも、是非ご覧ください! .iframe-center { display: flex; justify-content: center; flex-direction: column; align-items: center; } .

カタチスペースの法人利用。ECサイトの「伝えたい」を大きく変えられるソリューションです。

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こんにちは。 株式会社カシカの広瀬と申します。主にマーケティングなどを担当しています。 さて、今回からは私もカシカブログの更新を行っていこうと思います。 様々な機能を持つカタチスペース、個人での利用は勿論、法人利用にもお使いいただけます。 今回は主にECサイトをお持ちの企業向けに、カタチスペースの法人利用についてまとめました。 目次 ネット通販の弱点「サイズ感」を克服する 画像だけでは伝わりにくいサイズ感、実際に置いたときの印象 カタチスペース - 実物がそこにあるかのように ブランドロゴもカスタマイズ カタチスペースの法人利用向け料金体系を整備 ネット通販の弱点「サイズ感」を克服する 商品の仕様を確認して、設置する場所を採寸して、いざ購入して置いてみたものの「何か思ってたのと違うな?」という思いを抱いたことがある人は多いはずです。 弊社で実施したネット通販に関する調査において、6割以上のユーザーが「サイズ感が分からない」を困ったこととして回答していました。 特にこれは1万円を超える価格帯で顕著となり、家電や家具においては「買ってから後悔した」という体験をもつユーザーも半数近くに上りました。 画像だけでは伝わりにくいサイズ感、実際に置いたときの印象 はたしてECを運営している企業にとって、これは取り組むべき課題なのでしょうか。 凝らしたクリエイティブでブランドイメージを伝えていくことが最重要かもしれないですし、レイアウトのシミュレーションをさせることで「うちには合わない」として離脱してしまうユーザーもいるかもしれません。 この回答は企業によってまちまちですが、こんなにも多くの消費者が「サイズ感」について悩みを抱えているのであれば、やはり解決に向けて取り組んでいく姿勢を見せていくことは、消費者にとってもプラスになることは間違いありません。 カタチスペースはこのような消費者視点に基づいて、消費者にとって簡単な操作、サイト運営者にとって簡単な実装、を目指して設計されています。 カタチスペース - 実物がそこにあるかのように カタチスペースを使えばスマートフォンを通じて実物がそこにあるかのように実寸サイズを確認してもらうことができます。 しかも専用アプリは不要で、当社から発行したコードをWebサイトに貼り付けるだけという簡単セットアップ。 ECにおいては画像を使った商品説明が今後も主流なのは変わりませんが、3DやARを使った「お客様の知りたいに応える」がカタチスペースで劇的に身近になります。 ブランドロゴもカスタマイズ 通常、カタチスペースのようなプラットフォーム型のソリューションはカスタマイズ性が弱く、サービスが企業やブランドごとのカラーやイメージにそぐわないとその時点で採用の候補から外れることが多かったかと思います。 一方カタチスペースは各企業ごとに表示させるロゴの変更も可能なため、ウェブサイトに埋め込んだ際の印象をきちんとコントロールすることができます。 クリエイティブに敏感な企業であっても、便利な3DやARの機能をブランドの印象を損なわずに利用することができる。 これができるのはカタチスペースだけです。 カタチスペースの法人利用向け料金体系を整備 現在カタチスペースの法人利用料金を鋭意整備中です。 個別にお問い合わせを頂ければご案内は可能ですので、こちらからお問い合わせください。 .iframe-center { display: flex; justify-content: center; flex-direction: column; align-items: center; } .iframe-wrap { position: relative; width: 80%; padding: calc(400 / 400 * 80%) 0 0; overflow:auto; -webkit-overflow-scrolling:touch; } .

カタチってそもそも何?特徴や強みを詳しく解説!

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こんにちは! 株式会社カシカ、中の人の加藤です。 4月も半ばになりましたが、新年度のペースは掴めてきましたか? 1年以上リモートワークが続いていて変化に乏しいかな…と思っていましたが、仕事はがらっと新年度進行になってまいりました。 気を引き締めて、新年度もカタチスペースを発展させていくために尽力したいと思います! さて、前回までのブログでは先日リリースしたカタチスペースver1.6の新機能についてご紹介をしてきました。 今回からは、そもそもカタチスペースって?という部分を深く掘り下げてご紹介していこうかと思います。 目次 カタチって何?どんな特徴があるの? 実際にどんな場面で活躍できるの? ほかのARサービスとの違いは? もっと高いクオリティのカタチを作成したい場合には? カタチって何?どんな特徴があるの? そもそもカタチとは何なのか? カタチ、というのはカシカ独自の呼称です。 カシカのサービス『カタチスペース』の撮影機能で作成した3Dデータのことを、『カタチ』と呼んでいます。 上の画像で言うと、スマホに表示されているクマの右側は本物、左側が『カタチ』になります。 カタチは実際にある物体をカメラで撮影して作成しているので、本物と同じ形状・大きさ・質感です。 スマホやタブレットの画面上で見るだけでなく、ARでも表示できるので好きな場所へ配置して見ることが可能です。 実際にどんな場面で活躍できるの? カタチスペースで撮影したカタチは。ウェブサイトへの埋込もできます。 カタチスペースではおなじみのクマちゃん PC上では画像をクリックすると好きな角度から見回せます。 一方で、スマホやタブレットからは、AR画面が立ち上がり、実寸サイズのカタチをARで見ることができます。 自社の商品をウェブで販売する場合、寸法を細かく記載したり、沢山写真を撮ってサイズ感を伝えたりしていませんか? カタチスペースでカタチを撮影すれば、そういった作業は不要! 手軽にウェブへ掲載が出来る上、ユーザーが好きな角度から商品を見たりARで大きさを確認できるので目の前になくても信頼度の高い情報を提供できますね。 ほかのARサービスとの違いは? 最大の特徴はカタチ作成の手軽さ! 既に過去のブログでお伝えしている通り、iPhoneやiPadで写真撮影する感覚でカタチを作成することができます 他社のARサービスでも、同じように配置確認などができるものは沢山ありますがこれだけ手軽に、すぐに出来るものはカタチスペースだけです! カタチスペースAppで作成するカタチは片面だけですが、大きさの確認や設置イメージ確認だけなら充分ではないでしょうか? 実際に作成・表示をしてみると、その楽しさや便利さが実感頂けると思います。 カタチスペースアプリはAppleストアで現在配信中です。 ![App](/images/20210416/ksicon256.png) [![アプリをダウンロード](/images/20210416/Download_on_the_App_Store_Badge_JP_RGB_blk_100317.svg)](https://apps.apple.com/us/app/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%81%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9/id1494561524?l=ja&ls=1) 是非インストールしてお楽しみください! もっと高いクオリティのカタチを作成したい場合には? カタチスペースアプリで撮影したカタチは片面のみですが、360度回せたり、もっとハイクオリティなカタチを表示させたい!という場合も多々あると思います。 その場合には有償出張スキャンプランのカタチスキャンProで作成が可能です。 カタチスキャンProで撮影したタルト このタルト、実際に販売されていたタルトを専用の3Dスキャナで撮影してカタチにしたものなんです。 本物みたいなクオリティですよね。 そしてクリック・タップして頂くと360度回すことができます。 勿論こちらもAR表示で実際の大きさを確認可能です。 片面だけで手軽にカタチを作成したいならアプリで、360度ハイクオリティなカタチを作成したいならカタチスキャンProで、と利用想定に応じて選択ください。 カタチスキャンProについては別記事で詳細をご案内する予定です。 カタチを拡げる仲間を募集中 カシカでは3Dの技術を用いてあらゆるものを可視化するサービス開発に取り組んでいます。 弊社サービス『カタチスペース』の開発だけでなく、様々な可視化を行っています。 色々な事にチャレンジできる楽しい環境で、一緒に可視化を通じて新しい未来を創造してみませんか? ご興味のある方は、以下弊社サイトの要項を確認の上、ご応募頂けますと幸いです。 求人情報

活用の幅は無限大。新機能、大型撮影モードをレポート

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こんにちは! 株式会社カシカ、中の人の加藤です。 桜の開花宣言も出て、暖かい季節になりましたね。 まだまだお花見へ…とは言えない状況ですが、近所をお散歩しながらお花見気分を味わいたいところです。 さて、今回は前回に引き続き最新バージョン【ver.1.6】の新機能についてご紹介していきます。 カタチスペース バージョン1.6をリリース 今回のバージョンアップは主に2つ! - 投稿時の限定公開機能を追加 - LiDAR対応機種での、大型撮影モードを新規追加 前回は限定公開機能についてご紹介しました。 今回は大型撮影モードについてご紹介します! 複数枚撮影することで大型のカタチも共有可能に!!大型撮影モードをリリース 従来のカタチスペースAppでは20㎝から2mくらいの大きさの物まで、カタチの撮影に対応していました。2mというと、大体自販機くらいのサイズです。 1年前、アプリリリース直後に撮影した自販機 なぜ2mなのか、というとカタチの撮影にはiPhoneやiPadの【TrueDepthカメラ】という機能でサイズを測定して撮影をしています。 この精度が担保できるのが大体2mくらいまでなんです。また、画角にも限度がありあまり大きなものの撮影には対応出来ませんでした。 しかし、カタチスペースユーザーの方からはもっと大きなサイズの物も撮影できないの?といったお問合せも頂いていました。 機材なんかの設置確認に使いたい、というお声をよく頂くのですが、設置の確認が必要な機材って大きな物が多いですもんね。 そこで、今回のバージョンアップで、大きな物体や広い空間の撮影も可能な【大型撮影モード】を新規追加しました。 これまでのカタチ撮影では、写真撮影と同じ感覚でシャッターを一度押すだけでカタチを生成していました。 しかし、大型撮影モードでは1ショットで収まらない大きさや範囲も、複数枚撮影をすることでカタチ生成が実現可能になっています。 早速、使い方をご紹介します。 カタチスペースにログインし、撮影ボタンをタップします。 `撮影ボタンをタップ` モード選択画面で、【大型モード】を選択します。 こちらは対象機種のみ選択可能です。お手持ちのデバイスの機種をご確認の上ご利用ください。 `対象外の機種の場合はグレイアウトで表示されます` 撮影したい対象物に合わせて、【家具】か【空間】を選択します。 より細かい設定をしたい場合には【カスタム】をタップすると、細かいパラメータを設定できます。 今回はこちらの○○を撮影したいと思いますので、【家具】モードをタップします。 `対象物に応じてモードを選択` ここからは通常のカタチ撮影と同様、シャッターを押して撮影します。 `濃い色になっている部分が撮影できた箇所` 正面が撮影出来ました。撮影した箇所が画面上に表示されます。 続いて側面、背面も撮影。 `側面・背面も撮影していきます` 大型モード撮影のコツは面単位で撮る事! 正面・側面・背面…と撮影していくと綺麗にカタチが作成できます。 反対に、撮影箇所が重複するとカタチが崩れやすくなります。コツを掴むとスムーズに撮影が出来ますよ。 3枚撮影をしたので、編集画面へ進むと…【カタチ】が生成されました! 後のフローはこれまでのカタチ作成と同じです。 編集画面で要らない部分を削除していきます。 大型モードの場合は、【円柱】【箱】でいらない部分を削除できます。 どちらも、スライダーを動かすことで円柱・箱の大きさが変化します。

2021年最初のバージョンアップ!限定公開機能をレポート

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こんにちは! 株式会社カシカ、中の人の加藤です。 3月も半ばになり、春の暖かさを感じられるようになってきましたね! 一方で花粉も飛散しているようで…私自身は花粉症は未発症の筈ですが、そんな私でも外出すると少し目が痒くなるので花粉症発症している方はお辛いことと思います…。 さて、私たちカシカがリリースしているサービス【カタチスペース】、アプリリリースから1年を迎えました! お陰様で沢山の方にアプリをお楽しみ頂いております。 2年目も、更なるバージョンアップを重ね、より良いサービスへ進化を進めてまいります。 早速ですが、カタチスペースは最新バージョン【ver.1.6】をリリースしました。 本日はリリースされた新機能について、詳しくご紹介したいと思います! カタチスペース バージョン1.6をリリース 今回のバージョンアップは主に2つ! - 投稿時の限定公開機能を追加 - LiDAR対応機種での、複数枚撮影モードを新規追加 それぞれじっくり紹介させて頂きたく、今回は限定公開機能についてご紹介します! プライベートなやり取りにも!限定公開機能をリリース カタチスペースAppを利用されている方、どのようなものを撮影・アップロードされていますか? 私個人は、1ユーザーとしてぬいぐるみやオブジェ、食べ物などをよく撮影しています。 クリスマスに食べたケーキとか 今まで撮影をしている中で感じていたことなのですが、プライベートなものって撮影しづらいんですよね。 カタチスペースのアカウントはオープンなので、例えば個人が特定出来そうなものや、開発中の商品などはアップロードしてしまうと誰でも見ることが可能になってしまいます。 実際にユーザーの方からも特定の人にのみ、共有したいというご意見を頂いておりました。 そこで今回のバージョンアップにて、新たに限定公開機能を追加しました! 百聞は一見に如かず、どのようにすれば良いかご紹介します。 まずは通常通り、カタチを撮影します。 カタチを作成します カタチ作成の最終画面、背景やテキスト入力画面の箇所に限定公開のチェックボタンがあります。 ここをタップするだけです! アップロードされた一覧を見ると、【限定公開】のタグが付いていることが分かります。 このカタチを誰かに共有したい場合はシェアボタンを押して、表示リンクをコピー・シェアするだけで共有可能です。 ちなみに、リンクを共有されていない人が私のアカウントを見ても、当然ながら限定公開のカタチは表示されませんので安心です。 リンクを知ってる人しか見れない仕様です 限定公開機能、どんな使い方ができる? 限定公開機能、使い方はとっても簡単ですよね。 是非気軽にお使い頂きたいです。 では実際にどんな場面で使えるのでしょうか。 例えば、リモートでのmtgでカタチを撮影してその場で共有、ARで大きさや形状を確認してもらう…といった使い方ができます。 開発途中の製品や、お客様に合わせた提案商材でもクローズドに共有できるので安心してご利用頂けます。 また、私は実家の両親に我が子のカタチを共有しました! コロナ禍にあって、中々両親に孫を会わせることが出来ず… 写真や動画は送っているものの、子供の成長を伝えきれませんでした。 今回の限定公開機能が追加されてから、試しに両親へ子供のカタチを送ったところ 「こんなに大きくなったの!凄い!目の前にいる!!写真じゃ分からなかった!!」と大興奮のリアクションが返ってきました。 送る前までは、写真とか動画の方が喜ぶかな~なんて思っていましたが、離れているのに大きさが分かるって今までにない体験なんですよね。 想像以上の良いリアクションにとても驚きました。 勿論、実際に会うのが一番ですが、簡単に会うことが叶わないこの状況下で、孫の成長を両親に伝えることが出来たので良かったです。 ちなみに、プロ用の3Dスキャンなどで人物を撮影しようとすると、一定時間静止しなければならず小さい子供の3Dデータを作成するのってまず無理かと思います! カタチスペースAppはお手持ちのiPhoneで写真撮影と同様にシャッターを押すだけで簡単に実寸サイズの我が子のカタチが作成できます 一瞬で成長してしまう我が子の成長のアーカイブとしても使えますね! (私は夜な夜な、ほんの数日前に撮影した我が子のカタチをARで表示して懐かしんでいます…) あなたが伝えたいものをスキャンするだけで大きさや質感をそのまま伝えられるカタチスペースで、離れた相手に大切なものをシェアしてみませんか? この新機能は新バージョンをインストールすると搭載されています。 是非インストールしてお試しください! カタチスペース アプリ

思わず気になって見てしまう!カタチスペースの新機能を紹介(その2)

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こんにちは! 株式会社カシカ、中の人の加藤です。 師走は何かと忙しいですね。私は業務を納める準備をしつつ、自宅の整理整頓やら掃除やらと断捨離に日々追われています・・・ (片付けたそばからAmazonで色々購入してしまって一向に物が減りません・・・何故・・・) そんなバタバタしている中ですが、在宅時間も増えているので家の中で少しでも気分を上げようとクリスマスグッズを飾り付けてみました♪ 全体的に赤い… 断捨離しようと思いつつ、やっぱり可愛いものたちを目にすると楽しいですね。 私には断捨離はまだまだ難しいような気がしています。 さて、今回は前回に続いてカタチスペースのバージョンアップによる新機能のご紹介、第2弾をお送りします。 カタチスペース バージョン1.5.0をリリース 今回のバージョンアップは主に3つ! SNSアップロード時のサムネイル設定機能を追加 投稿時の背景選択機能を追加 アプリのデザイン・UIを変更 前回のサムネイル設定機能に続いて、今回は背景選択機能についてご紹介します! 印象を自分で演出可能!背景機能が追加。 従来のカタチスペースでは、カタチを撮影してアップすると投稿画面が撮影した写真そのままでした。 前に投稿したカタチ 写真そのままでも悪くはないんですが、個人的には背景がそのまま写るのって恥ずかしいな~なんて、思っていました。 写真をアップするSNS等なら背景も含めての投稿ですが、カタチスペースはあくまで物体の”カタチ”をアップするものなので使っていると何となく違和感が出てくるときがありますよね。 そこで今回の新機能背景選択機能の出番です! 使い方は簡単!通常通りカタチを撮影して… カタチを撮影します… 作成フローの最後、テキスト入力画面で背景を選択するだけ! 作成したカタチ以外、写真の背景は消えて選択した背景(壁紙)に変わります! 壁紙はポップなものから、重厚感のあるものまで多種に渡ります! これ、結構便利で背景からの身バレ防止や、アップしたカタチのイメージ(華やかに見せたい、大人っぽい雰囲気を演出したい…など)を表現もできるので一度体験したら背景選択は必須だなと実感します。 カタチスペースはあなたが伝えたいものをスキャンするだけで大きさや質感をそのまま伝えられるという特徴がありますが、撮影したカタチをより良く見せる演出ができるというのは活用の範囲が広がって楽しめますね! この新機能は新バージョン1.5.0をインストールすると搭載されています。 是非インストールしてお試しください! カタチスペース アプリ カタチを拡げる仲間を募集中 カシカでは3Dの技術を用いてあらゆるものを可視化するサービス開発に取り組んでいます。 弊社サービス『カタチスペース』の開発だけでなく、様々な可視化を行っています。 色々な事にチャレンジできる楽しい環境で、一緒に可視化を通じて新しい未来を創造してみませんか? ご興味のある方は、以下弊社サイトの要項を確認の上、ご応募頂けますと幸いです。 求人情報 オフィスをちょっと見てみたい、ちょっと話を聞いてみたい、というのも大歓迎です! 是非お気軽にご連絡ください。お待ちしております!

バージョンアップで何が変わった?カタチスペースの新機能を紹介!(その1)

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こんにちは! 株式会社カシカ、中の人の加藤です。 12月も半ばになり、本格的に寒くなってきましたね。 こんな日は温かい食べ物が食べたくなりますね。我が家ではこの時期かなりの頻度で鍋になります。 温まるし、お野菜も沢山摂れてヘルシー♪の筈が毎回お腹がパンパンになるのは何故なのでしょうか… 〆までたっぷり食べてしまうのが原因とは分かっているものの、中々やめられません…(チーズリゾットが最高に美味しいです。太る。) さて、そんな体重事情は置いておいて、本日のブログのタイトルの通りカタチスペースは先日アプリのバージョンアップを実施しました 今回はそちらの新機能をじっくりご紹介したいと思います! カタチスペース バージョン1.5.0をリリース 今回のバージョンアップは主に3つ! SNSアップロード時のサムネイル設定機能を追加 投稿時の背景選択機能を追加 アプリのデザイン・UIを変更 それぞれじっくり紹介させて頂きたく、今回はサムネイル設定機能についてご紹介します! SNSで目を惹きつける!サムネイル設定機能が追加されました。 サムネイルってご存じでしょうか? Twitterやブログなどにリンクを貼り付けた時に、リンク先のページの画像などが縮小されて見本のように表示されているアレです。 これまでのカタチスペースでは、自分が撮影・投稿したカタチのリンクを貼り付けると、カタチスペースのアイコンが表示されていました。 カタチスペースのアイコン 例えばTwitterにカタチのリンクを貼り付けて呟いても、見た相手はリンク先に飛ばないと何のカタチなのか分からない… これって地味に面倒ですよね。一度リンクに飛んで、戻って『いいね』ボタンを押すのって毎回になると負担になるのでは…と社内でも検討を重ねました。 そこで今回のバージョンアップではサムネイルでカタチを表示する機能を搭載しよう、となりました! 結果がこちら! 圧倒的に美味しそう! そしてTwitterのリンク先であるカタチスペースで見てみると・・・ リアル! 【置いてみる】ボタンをタップすれば勿論ARでの表示も可能です。 早速試してみます。 このチーズハンバーグ、本当にリアルですね。シズル感が凄い・・・ しつこいようですが、これARです。食べれないんです。 大きさもリアルさも共有できる新機能 新機能、サムネイル表示いかがでしたでしょうか。 私も早速夕食で作ったキムチ鍋をカタチに残してみました! 美味しそう~!野菜のたっぷり感も伝わってますね! そしてボリュームのたっぷり感も伝わってます・・・ね(〆までしっかり頂きました) カタチスペースはあなたが伝えたいものをスキャンするだけで大きさや質感をそのまま伝えられるという特徴がありますが、サムネイルに表示されるだけで、より目を惹きつけられますね。 この新機能は新バージョン1.5.0をインストールすると搭載されています。 是非インストールしてお試しください! カタチスペース アプリ 次回は新機能紹介第2弾投稿時の背景選択機能についてじっくりご紹介します! カタチを拡げる仲間を募集中 カシカでは3Dの技術を用いてあらゆるものを可視化するサービス開発に取り組んでいます。 弊社サービス『カタチスペース』の開発だけでなく、様々な可視化を行っています。 色々な事にチャレンジできる楽しい環境で、一緒に可視化を通じて新しい未来を創造してみませんか? ご興味のある方は、以下弊社サイトの要項を確認の上、ご応募頂けますと幸いです。 求人情報 オフィスをちょっと見てみたい、ちょっと話を聞いてみたい、というのも大歓迎です! 是非お気軽にご連絡ください。お待ちしております!

テレワークにも活躍!カタチスペースでコミュニケーションを

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皆さん、こんにちは。 株式会社カシカ、中の人の加藤です。 新型コロナウィルス、連日色々な動きがありますね。 小中高への休校要請やイベントの自粛、テレワークの推奨等々… 企業も、そこに勤める従業員の方、ご家族の方、皆さんそれぞれに負担や影響が出てきます。 そんな中でも工夫を凝らして乗り越えなければならないときですね。 さて、そんな中でカシカからはテレワークをスムーズにするご提案としてブログを更新しました。 本日は『テレワークでカタチスペースを活用!』というテーマでご紹介します。 カタチスペースって? カタチスペースは目の前のものをスキャン、ARで表示、カタチをシェアできるサービスです。 ユーザーがアップロードした立体データ(当社ではこれを『カタチ』と呼びます)をカタチスペースにアップロードすると、ARで表示できる立体データが作成されます。 カタチスペースはウェブブラウザで利用できるサービスですが、実はiOS専用アプリを最近リリースしました。カタチスペース アプリをリリースしました! このアプリには【カタチを撮影】という機能があります。 この機能を使うと、スマートフォンのインカメラで撮影するだけで立体データが作れるんです! カタチスペースの利用方法は? カタチスペースはスマホで作成した立体データ【カタチ】を誰にでも簡単に共有することができます。 百聞は一見に如かず、実際の画面でご紹介します。 1.まずはカタチを撮影します。(撮影のコツはこちら) 2.カタチの撮影完了。今回は加藤が趣味のフラワーアレンジメントで作った作品を撮影しました。 3.カタチをフィードにアップロードします。 ここからがポイントです! アップロードされたカタチはリンクを共有すると誰でも見ることができます! カタチの左下にあるボタンを押すと… 『このカタチをシェアする』という画面が出ました。 ここでコピーしたリンクやQRコードをもらった相手は同じ画面を見ることが出来ます。 ここでもう一つのポイントです! このシェアされたカタチ、スマートフォンの方はARで見れます。しかも実寸サイズで。 表示画面右にある『カタチを置く』ボタンを押すとARモードが立ち上がります。 先ほど撮影したカタチと、元になった作品を並べて撮影してみましたが、大きさもほぼ一緒です。 (ちなみに、左がカタチですよー) カタチスペースがテレワークにどう役立つの? テレワークによる懸念としては、社内やクライアントとのコミュニケーション面だと思います。 リモートでのミーティングも勿論できますが、直接会って話して、実際のモノを見て、コミュニケーションを取るほうが双方の意思決定がスムーズです。 ただ、現在はリモートミーティングの仕組みはシステム上整っています。 一方で、『実際のモノを見る』という行為、こればかりはリモートだと確認が難しいですよね。 何と言っても、実際の大きさって分からないですもの。 そこで、先ほどからお伝えしているカタチスペースです! ご紹介した通り、実際の大きさがARで分かります! しかも、撮影してリンクを送ったら、相手はアプリなどは一切いらずにARで目の前に表示できます という事はSkypeやZoomでのミーティング中に『では商品のサンプルを送りますね。リンクを開いてください、このようなイメージです。』といったコミュニケーションが可能です。 これ、さらりと書いていますが結構すごいと思いませんか? お客様にこの説明を差し上げると「会う必要いらないね!」とよく言っていただけます。 ちなみに、カタチスペースの利用にはアカウント登録が必要です。 現状はいわゆる鍵つきアカウントの設定はできません。 ビジネスで利用するにあたって、自分のカタチデータがオープンになるのはちょっと…という方向けには 商用利用向けカスタマイズも承っております。 詳しくはお問合せください。迅速に対応します。 カタチスペースアプリ配信中 不要不急の外出は控えて、テレワークを推奨で、 そのような声は挙がっていますが、その実現に向けた環境整備の時間が私たちには圧倒的に足りていません。 カタチスペースはアプリをインストールするだけですぐに利用可能です。 カタチの撮影は現状iPhone X以降のみと限定されますが、ARの利用はiPhone6以上(iOSは12以降)、AndroidもGoogle ARCoreがインストールされている端末(Android9以降)なら 利用可能です。 自分自身や家族、仲間の健康と安全を守るための今回の施策。私たちのできることの一つとして、カタチスペースも微力ながら力になれればと思いご紹介をしました。 カタチスペース アプリはAppleストアで現在配信中です。 カタチスペース アプリ iPhone X以降をお持ちの方はカタチの撮影が可能です 皆さん、是非インストールしてお試しください!