生活のデジタル化とサステナビリティ

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カシカの広瀬です。 今やクリックひとつでなんでも買えるようになりました。とはいえ便利になりすぎた世の中で今、便利さを求めることによる弊害、特に資源問題が以前よりも更に盛んに議論され始めています。何が議論されているかを踏まえてカタチスペースがどのように貢献できるかを少しお話しさせていただこうと思います。 目次 デジタルで一つに繋がった世界 繋がりすぎて大問題? カタチスペースで省エネ省コスト 実物をデジタル化。あらゆるモノをバーチャルに置き換えてリモート営業 結果的に返品が〇〇? さらに〇〇コストが減 デジタルで一つに繋がった世界 IT化・デジタル化が進んで人・モノ・金が国境なんて関係なく移動、巨大な人口を持つ新興国が購買力を上げて旺盛に消費※1。 世界経済的には大変好ましいとされる一方で、今までは世界規模ではごく少数のお金持ちの道楽であったろうような商品(ゲームも携帯電話も嗜好品の域だったのです)も世界的な需要が発生することとなり、あれ?半導体製造追いつく?バッテリー製造用の素材って供給あるの?みたいなところから、「普通に考えて地球上の資源」なくなるんじゃね?ちょっときちんと考えながらやらないとまずくないか?という提案が出てきまして、これがゆーたらSDGsってやつです。 繋がりすぎて大問題? また日本国内ではレジ袋辞めろとか、東京オリンピックで弁当が何万食捨てられたとか、そんなニュースを遠くから眺めてる一方で、 さっきAmazonでクリックした商品がガソリン馬鹿食いする巨大なコンテナ船とか飛行機とかで日本まで運ばれてくる。 聞くところによればEコマースは返品率も非常に高いそうなので、私たちは便利なEコマースによって生み出してしまう大きな無駄もしっかり考えないといけませんね。 カタチスペースで省エネ・省コスト・省時間! 弊社はARや3Dといったテクノロジーを使ったサービス「カタチスペース」を提供していますが、これは何の疑いようもなくサステナブルで環境にやさしいものです。 実物を3D・AR化してあらゆるモノをバーチャルに置き換え。リモート営業に最適! これは遠隔でのセールスに強力なパワーを発揮します。「この機材は置いたらどんな感じになるんだろう」といった疑問に対して、「こちらのリンクからご確認いただけます」( ← 実際にリンクが貼ってあります、便利さをご体感ください! )なんてリンクやQRコードを貼っておけば実機サイズを実際に置いた印象を視覚的にシミュレーションしていただけるわけです。 これまでのECサイトなんかではサイズ表記を元にお客さん側で「んーこんな感じか。置けるな。」なんて想像力を働かせてもらう必要がありましたが、その手間を丸ごと置き換えることができます。 副次的に返品も減らせる 部屋に置いたときの印象が具体的になると、 届いてからの「あ、ちょっと違うの買っちゃったかも…」が圧倒的に減ります。 特にECの事業者さんなどで返品は3割〜4割はアタリマエ※2だ、それで利益が出るようにビジネスを考えるのだ、なんてお話もありますが返品は少ないに越したことはありません。それだけお客さんに気に入ってもらえるものが提案できたということですし、在庫に戻したり返送したりといった手間コストを考えれば、返品はゼロに近づけていくべきではないでしょうか。 デモ機の配送コストがかからない 特に高価な機材を扱っているような企業が海外向けにデモ機を発送しよう、なんて言ったら相当な配送費がかかりますし、保険やらなんやらもかかるし、税関で止められて客先に届いた時にはお客さんのホットなマインドもすっかり冷めきっていて購買には繋がりませんでした、貸し出しただけでそのまま戻ってきました、 なんて目も当てらないこともあるでしょう。私は過去にバズーカ砲のような巨大な4,000万円の映像機材を巨額の輸送費と保険を払って運んで商談に負けるというヤラカシをしてますので、全部バーチャルでやれるならどれだけ助かったことか。 当然輸送にかかるカーボンフットプリントも減る デモ機も営業もバーチャルで済ませられる、返品も減らせる、人も物も動かなければ結果的に車も飛行機も船も使わない。 となれば輸送・配送を生業としている企業には申しわけが立ちませんが、何しろ地球のことを考えればやはり無駄な輸送は極力減らしていくべきでしょう。カタチスペースはARを活用した十分にサステナブルなツールであると胸を張れます。 リモート営業・デモ、試し置き。コロナ禍でより色々なことをオンラインで済ませていこう、という意欲 が多くの人にある今こそ、コマースへのAR導入といった新しい取り組みを始めてみてはいかがでしょうか。カタチスペースならEコマースに起きている無駄を更に減らしていくことができます。しかも無料で始められます。 → 詳しい利用方法について問い合わせる ※1 「フラット化する世界」トーマス・フリードマン, 2006 ※2 https://www.wwdjapan.com/articles/1170093

コロナ禍でもAR名刺で人脈づくり!カタチスペースで簡単AR名刺作りに挑戦

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こんにちは! 株式会社カシカ、加藤です。 少し前のことになりますが、先日久しぶりに対面での打合せを実施しました。 その際に名刺交換を行ったのですが、よく考えたらコロナ禍に入ってからは基本的にリモートで打合せを実施していたので、本当に久しぶりの名刺交換でした。 最近はオンライン名刺やAR名刺など、コロナ禍で対面の打合せの機会が減っていることから非対面で完結するツールを取り入れている企業も見られるようになってきましたね! そこで私たちのサービス、カタチスペースを使ってAR名刺を作ってみました! 目次 コロナ禍による名刺交換の機会減少、影響は? 早速AR名刺を作ってみた ARを活用してみる カタチスペースは営業ツールとしても大活躍 コロナ禍による名刺交換の機会減少、影響は? 名刺交換は、ただお互いの所属や立場を明かすだけではなく、商談のきっかけになったり人脈造りとして絶好の機会ですよね。 名刺管理サービスを展開するSansan社の調査では名刺交換の機会減少による経済損失は21.5億円との調査結果を発表しています。 引用:Sansan株式会社、コロナ禍における企業の商談・人脈・顧客データに関する調査 確かに商談の場面だけではなく、プライベートなシーンでも名刺交換がきっかけで仕事の機会に繋がることもありますが、コロナで外出や人と会う機会が減少しているので体感としてもそのような機会もなくなったと感じますね。 オンラインミーティングが普及した今、オンラインでも共有可能な名刺はビジネスのキッカケづくりの一助になりそうですね! 早速AR名刺を作ってみた 鉄は熱いうちに打て!ということで早速カタチスペースでAR名刺を作ってみましょう! 今回は、カタチスペースでカシカ代表の奥をモデルに撮影、QRコードで共有できるようにして自己紹介用のARを作成します! Step1 カタチスペースを立ち上げる ARの作成はカタチスペースのアプリで簡単に作成できます。 アプリはAppStoreで無料でDLできますので、是非DLしてみてください。 Step2 撮影を実施 奥にカタチスペースで撮影をしてもらいました。 `自撮り感覚で撮影できちゃいます` 自撮りする感覚で撮影をすれば簡単にARが作成できますよ! 撮り方のコツはこちらの投稿を参考にしてください Step3 完成したカタチのQRコードをゲット 完成したARはこちら! 立体的に撮れてますね! 撮影できたAR(カタチ)は画面右下の【置いてみる】ボタンをタップするとQRコードが表示されます。 あとはQRコードをシェアするだけ! 撮影からQRコード生成まで、5分もあれば完了です! ARを活用してみる QRコードを画像保存してすれば様々なシーンで活用できます。 例えばメールの署名欄に貼り付けて自分の顔を覚えて貰ったり 名刺にQRコードを載せたり

ARをショッピングやコマースに導入できるツール6選をご紹介!

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バーチャルの情報を現実世界に合成するAR(Augmented Reality:拡張現実感)。映画やゲームの世界に飛び込んだような非現実感が体験できるため、集客や単発のデジタル施策で見かけることが非常に多いテクノロジーですが、実はAmazonをはじめとしたEC大手が大型家具の配置アプリを提供していたり、既に 「実用的なツール」 として使われ始めています。 「もっと自分のECサイトでリッチな体験を提供したい」 「競合商品よりもっと強い興味をもってもらいたい」 「大きさや置き場に関する問い合わせを減らしたい」 「返品を減らしたい」 と考えている方もいらっしゃると思いますが、今、このようなお悩みへの解決策としてARをネット通販に導入するのがとても簡単かつ安価になっているのをご存知でしょうか。 そこでこの記事では、ARのコマースへの導入方法について簡単にお伝えします! これからARをコマースに導入してみたいと考えている方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。 目次 1. ARをショッピングに導入する前に!ARの3つの種類を確認 2. ARショッピングとは 3. ARショッピングを始めるためにおすすめのツール6選 4. ARショッピングを始め方5ステップ 1. ARをショッピングに導入する前に!ARの3つの種類を確認 具体的にARをショッピングに導入する前に、まずはARの3つの種類について確認しておきましょう。 AR=現実世界にバーチャルな情報を合成表示するものだという認識は多くの方が持つようになっていますが、結構いろいろな手法があります。 画像認識 GPS型 空間認識型 上記3つの型について、それぞれ簡単にご紹介します。 1. 画像認識型 画像認識型は、カメラが読み込んだ画像を認識し、それをトリガーとして表示するARです。画像認識型のARは、さらにマーカー型、マーカーレス型などに分類されていきます。よく見かける四角のマーカーや自分で描いたイラスト、また顔などにARを表示させることもできますが、どちらにせよ「カメラから読み込んだ画像を読み込んでARにする」方式です。 2. GPS型 GPS型は、スマートフォンなどの位置情報をもとに画面表示させるARです。スマートフォンに搭載されているGPSによって場所を特定し、場所に応じたバーチャル情報などを現実世界に合成表示します。 『ポケモンGo』では、GPS情報によって出現したポケモンをAR表示することが可能です。他には東京都現代美術館『MotNavi』といったローカルのナビゲーションのサービスなど、マイクロな用途でも利用が広がっています。 3. 空間認識型 空間認識型は、スマートフォンに搭載された距離センサー等を利用して立体的な空間情報を利用するARです。画像認識の場合は平面図しか認識できず、画像が光で反射したり隠れたりするとARが見れないこともあります。一方で距離センサー等を利用した空間認識を使うと、実サイズの表現や物体の奥・手前の遮蔽を表現できたりと、非常に立体感のある表現が可能です。 たとえば、部屋に家具・家電をおいて配置シミュレーションをしたり、キャラクターを現実世界に呼び出したイベントを実施したりすることが可能です。 2. ARショッピングとは ARショッピングとは、このようなARを単に「目新しい体験ができた」「面白いものが見れた」というレベルにとどめずに、より デジタルの購買フローの中に溶け込ませて購買意欲や興味の喚起に役立てて行く手法のこと です。 このARショッピングによって、達成できることは主に以下の3つです。 商品/ブランドに対して興味関心度を上げてもらう カラーバリエーションのトライアルや、パーツのカスタイマイズ体験などを提供することで、購入に向けた具体的なイメージを持ってもらうことできます。そのような意思決定の支援のみならず、これは商品・ブランドに対する消費時間が長くなるということでもあります。 膨大な情報や広告に囲まれた消費者の限られた時間の奪い合いの中で、いかにその時間をブランドへ振り向けて興味関心を持ってもらうかを考えると、ARショッピングは非常に有効 です。 拡散性を持たせる 自分の写真や動画を撮影する時にARが加わることは、一風違ったコンテンツになるため、よりソーシャルメディアに投稿したく気持ちを喚起します。その投稿が仲間うちで流行れば、それがまた別の多くの人へと拡散する可能性もあります。 購入に向けた不安の解消 特に距離センサー等を搭載した最近のスマートフォンであれば、自分の部屋に実際のサイズで合成表示させて部屋との相性を確認することができます。家具や家電など、ネット通販では一般的に不向きとされる商品でもデジタルのチャネルを拡大していく有効なツールです。新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、 より色々なものをオンラインで購入しようとすることに前向きになっている今こそ、ARショッピング導入をトライするチャンスです 。 3. ARショッピングを始めるためにおすすめのツール6選 こちらではARショッピングを始めるためのおすすめツールをご紹介します。 物販向けツール4選 Trnio TrnioはiPhoneやiPadで撮影した写真をクラウドにアップロードし、それを元に3Dデータを作成してくれるアプリです。価格は610円ですが、変に年間サブスクリプションとかではなく買い切りなのでおすすめです。スキャンしたデータはクラウドにアップロードする必要があるのですが、写真のデータが100MBとかに達する場合もあるので通信環境にはご注意ください。スキャンしたデータは3Dソフトで扱えるようにで出力するか 直接カタチスペースへアップロードすることが可能です 。

状況に応じてプランを選択。カタチスペース定額制プランをご紹介!

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こんにちは! 株式会社カシカ、中の人の加藤です。 先日リリースしましたカタチスペースの定額制プランについて ありがたいことに、多くの反響・お問い合わせを頂いております。 先日は、TechCrunchJapanにも取材頂き掲載されました。 スマホ1つで作れるEC向けARサービスのカシカ、見る側は専用アプリ不要 さて、その定額制プランですが、お問い合わせ頂くお客様からは詳細を教えて欲しい、というお声をよく頂くので 今回は各プランについてご紹介をさせて頂きたいと思います。 目次 カタチスペース定額制プラン、どんなものなの? まずはお試し感覚で、フリープラン レギュラーで利用、ベーシックプラン ワンストップでお任せ、プロプラン 用途に応じてプランを選択できる カタチスペース定額制プラン、どんなものなの? これまでのカタチスペースでは、iPhoneアプリをインストールして頂くと誰でも簡単にARを作成・共有ができるサービスを提供しています。 カタチスペースアプリについて 大型撮影モードについて 今回発表した定額制プランではこの基本はそのままに、既存のECサイトやデジタルプロモーションサービスに組み込んでご利用頂けるよう、手軽に利用できる定額制プランをご用意しました。 プランは基本的に3種類 それぞれの特徴など、早速各プランをご紹介しましょう! まずはお試し感覚で、フリープラン 「ARで何かをやってみたい」「まずは実験的に導入してみたい」そんな方はフリープラン iPhoneアプリをインストール、カタチスペースにアカウント登録するだけで無料で始めることができます iPhoneX以上の機種があれば、商品をスキャン撮影してARを作成・各種SNSでシェアが可能です! このプランではカタチ表示画面に広告が表示されますが、何より手軽に始められるのでお試し感覚でご利用頂けます。 レギュラーで利用、ベーシックプラン(個人・小規模法人向け エントリープラン) もっとARを活用したい!広告表示の無い状態でARを利用したい!という方はベーシックプラン フリープランと同様にiPhoneアプリで商品のスキャン・AR作成・シェアが出来ます。 大型のソファセットなども撮影可能です こちらのプランは広告表示が無いので、より商品の魅力をお客様に伝えることができますね。 更に、iPhoneアプリでのAR作成に加え、360度回して見ることが出来る高品質スキャン【カタチスキャン】を追加オプションでご用意しております。 裏側までしっかり撮影されてます 実際の商品をカシカ宛に送って頂くだけでこんなハイクオリティなARが作成できます! カタチのスキャン撮影は1点30,000円から、通常のAR作成と比べてもお手軽に作成可能です。 個人でも利用可能なの? ベーシックプランは年間売上1,000万以上の法人を想定しています。 個人事業主や小規模法人向けに同じ内容でお得なプライスになっているエントリープランもご用意しております! ワンストップでお任せ、プロプラン 自社サイトやECサイト上にARを埋め込みたい、商品の質感などをより精細にお客様へ伝えたい、そんな方向けにご用意したのがプロプランです。 このプランはSNSでのシェアだけでなく、自社サイト上でAR埋込も可能。ECサイトの商品ページでAR表示してお客様に購入前のお試しをして頂くなどの運用が可能です。 ARの表示画面上から商品決済ページへ直接進む動線を作ることも出来るので、スムーズな購入フローを構築できます。 `赤枠の部分に任意のサイトの情報を載せて誘導ができます` また、プロプランでは360度回して見ることが出来る高品質スキャン【カタチスキャン】が月1回無料で付いてきます。

無料で始める「ARショッピング」導入ガイド。手順についても解説。

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こんにちは、株式会社カシカの広瀬です。 ARが多くのユーザーを引き付け、デジタルの購買体験においてもその意思決定に強い影響力を与えられるツールであることは、このページにたどり着く皆さんであれば既にご存知のことかと思います。 私たちも 「ARを使ったデジタル施策」 や 「コマースへの導入を試してみたい」 といったクライアントと数多く接してきて、その興味関心とニーズの高さを十分に認識しています。 ただ、強いインパクトのある体験を提供できるその一方で、キャンペーン1つを打つにしても、ECサイトの1つの商品でARを試すにしても、以下のような課題に突き当たって、結果諦めてしまうという例を幾度となく見てきました。 コスト面の課題 ARアプリの開発費用が高い CGコンテンツの制作費が高い 結果的に効果の実証を考えると費用対効果が低いのでは リソースの課題 社内に技術的なサポート人員が少なく運用できないのでは 実行にあたり経営幹部を説得するデモ制作のリソースも乏しい UXの課題 新規でアプリのダウンロードはさせたくない ARのためだけにECから離脱させるのは購買体験として望ましくない カタチスペースはそのような残念な結末を迎えてしまったAR施策や企画が再び日の目を見られるようになって欲しいという思いで、全ての機能やサービスの設計を行いました。 まずはコスト。 「ARで何かをやってみたい」と思う全ての人にカタチスペースはその機能を無償提供します(有料版を使えばよりリッチな体験が提供できるのはもちろんです!)。なので、まず効果の測定をしてみたいとか、実証実験をしてみたいといったご要望にバッチリ応えることができます。 次に技術的なこと。 技術的な知識は一切不要です。コンテンツの制作も写真を撮るような感覚で、ITエンジニアや特定分野の技術者のサポートもなしで完全に一人でできてしまいます。なので「ARをコマースで試してみよう」といった企画担当者、Web運用担当者だけで実証データを取り始めるといった取り組みもできますね。 UXのこと。 専用アプリのダウンロードは不要です。Webブラウザのみ、SNSアプリのブラウザのみでARを体験してもらい、そのまま購入ページへ進んでもらうといった「ショッピング体験」「買いたくなった気持ち」を邪魔しないスムーズなユーザー体験の設計がもちろん無料の範囲で可能です。 ライバルは動き始めている Apple社が2021年6月のWWDCでObject Capture(という言わばカンタンARコンテンツ化)機能を発表し、オンラインショッピングでのAR活用の最大の障壁だったコンテンツの作成が一気にこなれてきます。企業も自社でスキャンアプリを開発してARコンテンツを拡充する例なども次々と発表されています。 「Etsy」「Wayfair」、Appleのツールキットを使って3Dショッピングの拡充 https://japan.cnet.com/article/35172333/2/ ホーム・デポ等のショッピングサイトからリンクを貼ってAppleのARを活用 https://www.imore.com/apple-brings-new-ar-shopping-experience-home-depot-wayfair-and-more ARをはじめとして、「新たな試み」というものは「総論賛成、各論反対」といったケースがほとんどです。 「やってはみたいんだけど…ね」 を 「とりあえずやってみようか」 に変換できれば、見えてくる世界が確実に変わります。私たちはこのような反対材料になってしまう各論課題を丁寧にケアしてカタチスペースの機能を設計しています。 ㈱カシカの調査によれば、およそ半数以上の消費者がARや3Dコンテンツを使った商品体験のできる商品の方が、そうでない商品よりも買いたくなると回答しています。 海外のメディア等では既に「ARショッピング」という言葉を使い、ECサイトをリッチ化させたり、リアル店舗での購入体験を多様化させるなどの事例が登場してきており、ARによる試し置きをしたユーザーとそうでないユーザーとで購入率に最大で10倍近くの差がついたといったレポートもあります。 皆さんが自分のECサイトで、またデジタル購買のプロセスでARを取り入れていったらどういった結果が出るでしょうか?かつてはその検証だけでも数百万かかっていたことが、 今では試すことができるツールが全て無料で揃っています。 ですが、初めて「AR取り入れよう」と思ったとき、どこから手を付けたら良いかわからず困ってしまう方も多いのではないでしょうか? →ダウンロード: 無料で始める「ARショッピング」導入ガイド ARショッピングの導入にはいくつかの型のようなものがあり、必要な要素(コンテンツ)と構成(購入までの流れ)はある程度決まっています。 基本的には、このまま型をなぞって作るだけでもARショッピングは始められます。ですが、より消費者を引き付けるARショッピング体験を作るためには、各要素の目的を理解した上で、自社の商品の目的に最適なAR体験に落とし込むことが必要です。 ㈱カシカではそのような課題を抱えているお客様向けに、ARショッピングを導入できるガイドを用意しました。本ガイドでは、ARショッピングを始めるにあたって最低限必要なポイントを紹介します。これからARショッピングの導入を考える方は是非参考にしてください。 内容は以下のようになっております。 (目次) 1. はじめに 2. ARの基礎知識 3. ARショッピングって? 4. 効果的なARショッピングの導入方法 5. ARショッピングのベストプラクティス 6. AR作成に役立つツール 7. デジタル購買体験の第三極、ARを徹底活用しよう 8. カタチスペースサービスのご案内

テイクアウト・デリバリーの『困った』を解消!メニュー選びをARで

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こんにちは、カシカブログ中の人、加藤です。 今年も土用丑の日がやってきましたね! コロナ禍ということもあり、色んなお店で鰻のテイクアウトが出ていたように感じます。 我が家でも家族の「鰻食べたーい!」の声に押され、数日前から予約注文を検討していました。 が、問題点が… 今回はテイクアウトやデリバリーなどを注文するときの困った悩み事を解消できるお話をまとめました。 目次 テイクアウトのボリューム分からない問題 お弁当を選ぶ時こそ実際に見てみたい! カタチスペースならお弁当をそのまま目の前に出てくる! 無料で始めるAR テイクアウトのボリューム分からない問題 色んなお店から発売されていますが、果たして量がどのくらいなのかイマイチ分からない…! 更には(個人的な問題なのですが)、私は鰻が食べられないので値段や説明を見てもどれが良いのか判断できない…! こういう場合の判断材料って、実際に見てみることだと思うんですが、予約注文だと確認出来ないですよね。 当日だと売り切れてしまう場合もあるし、悩んでしまいますね… 結局今回は自宅近くの海鮮系が美味しい居酒屋さんに決めましたが、決断するまで時間が掛かってしまい直前の予約になってしまいました。 `今回(家族が)食べた鰻` お弁当を選ぶ時こそ実際に見てみたい! 今回のように予約する時だと現物が目の前に無いので自分で想像して選ばないといけないですよね。 デリバリーサービスでも、メニューの写真で判断しないといけないのでどれが良いのか分からず悩んでしまいます。 テイクアウト・デリバリーともにメニューが充実している分、お客さん目線だと決断するのが大変ですよね。 カタチスペースならお弁当がそのまま目の前に出てくる! 今回購入した鰻重をカタチスペースで撮影してみました! 右下の【置いてみる】ボタンをタップするとAR鰻重が目の前に現れます いかがでしょうか! とってもリアル! `本物の鰻重とAR鰻重` 本物の鰻重と並べても大きさ・見た目の感じもそっくりそのままですね! これはカタチスペースの撮影機能で本物の鰻重を撮影してAR化したものになります。 実際の商品を撮影してAR化しているのでボリューム感やジューシーさをリアルに伝えることが出来ますね。 テイクアウトやデリバリーを選ぶことが当たり前になってきた今だからこそ、購入前にARで商品を確かめることができるのはお客様の不安を解決できるのではないでしょうか。 無料で始めるAR カタチスペースのARはお手持ちのiPhoneで無料で始めることができます! 使い方は簡単、カタチスペースアプリの撮影機能で実際の商品を撮影するだけです。 カタチスペースアプリは現在AppStoreで配信中です。 [カタチスペース アプリ](https://apps.apple.com/us/app/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%81%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9/id1494561524?l=ja&ls=1) 法人利用向けにお試しプランのご用意もございますので、是非こちらからお気軽にお問い合わせください! お問い合わせフォーム .iframe-center { display: flex; justify-content: center; flex-direction: column; align-items: center; } .

【カタチスペース】法人向け定額制プラン提供開始と日本経済新聞掲載のお知らせ

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「カタチスペース」法人向け定額制プランを提供開始のお知らせ 株式会社カシカは、通販サイトなどの運営企業やデジタルプロモーションを扱う法人向けに、専用アプリ不要で手元のスマートフォンやタブレット端末上で、AR(拡張現実)化した商品を、“目の前にあるような”存在感で実寸や設置イメージを表示・共有できるサービス「カタチスペース」の定額制プランを提供開始しました。 このサービスにより、顧客の購入意思を固めるのに必要な判断材料の充実化を図り、購入意欲の刺激も期待できます。 詳細は以下PRTimesのプレスリリースよりご確認頂けます。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000038206.html また、法人向け定額制プランの提供開始にあわせ、カタチスペースのサービスサイトをリニューアルしました。 https://www.katachispace.com/ サービスの特徴や料金表、デモなどご紹介しておりますので是非ご覧ください。 今回のプレスリリースでご紹介している画像や動画などの素材は以下よりダウンロード頂けます。 https://kashika.co.jp/press/katachispace_presskit20210707.zip 日本経済新聞掲載のお知らせ 本日7月7日発行の日本経済新聞15面にて、弊社が紹介されました。 ECサイトの利用者が購入を検討する際、ARを部屋の写真に合成し、実際に配置した際の雰囲気を確認できるようになる、としてARショッピングの利用イメージをまじえて取り上げて頂いております。 弊社代表 奥のインタビューも掲載されています。 こちらの記事は日経電子版でもご確認頂けます。 詳細はこちら お問い合わせについて カタチスペースについて、お問合せやご相談などございましたらお気軽にご連絡ください。 お問い合わせフォーム .iframe-center { display: flex; justify-content: center; flex-direction: column; align-items: center; } .iframe-wrap { position: relative; width: 80%; padding: calc(400 / 400 * 80%) 0 0; overflow:auto; -webkit-overflow-scrolling:touch; } .iframe-wrap iframe { position:absolute; top:0; left:0; width:100%; height:100%; border:none; display:block; }

Object Captureの機能を試してわかったあれこれ

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株式会社カシカ、代表の奥です。 今日はAppleの開発者向けカンファレンスWWDCで発表したObject Captureについての話をします。 Object Captureは時期macOS monterey(モントレー)の新APIです。 WWDCの紹介では、iPhoneで写真を撮って、macに入れると、物体の3Dデータが 数分で作成されるとのことでした。 内部のアルゴリズムはフォトグラメトリーといわれる、複数枚の写真データを使って 3Dデータを構築するアルゴリズムが使われているようです。 以下がWWDCの発表動画になります。 https://youtu.be/0TD96VTf0Xs?t=5714 iPhone/iPadとmacがあれば、誰でも簡単に3Dモデルをつくれてしまうというのは カタチスペースの方向性と合致しているので、これは見逃せない! ということで、早速試してみました! 目次 生成物 動作環境 Object Captureのサンプルプログラム 実行結果 まとめ 参考サイト 生成物 Object Captureで生成したモデルをカタチスペースでARで見えるようにしました。 iOS/Android(ARCore対応機種のみ)対応です。 動作環境 macOS montereyのインストールが必要です。 montereyはベータ版であり、ベータ版OSのインストールはApple Developer programに登録してる必要があります。 これには年会費99米ドルが必要です。 https://developer.apple.com/jp/support/compare-memberships/ 登録している人は、サインインして、下記からダウンロードできます。 https://developer.apple.com/macos/ さらに、Object Captureを動作させる注意点として、 M1 mac Intel CPU with AMD 4GB以上 のmacである必要があります。 つまり、AMD GPUを積んでいないIntel mac(Intel Graphicsのみ)のMacではインストール しても動作しないので、気をつけてください。(読んでなくてインストールしてしまったマン) 今回、私はMacBook16インチ(2019)のAMDの4GBのGPUで検証しました。 M1はGPUメモリとCPUメモリが共有しているアーキテクチャなので、8GB/16GBあるモデルではGPUメモリが4GB以上つかえるので どのモデルでもできるということでしょうか。この辺りM1で検証された方がいたら教えてください。

スキャンアプリとカタチスペースが連携。手持ちのスキャンデータの保存・共有が簡単に!(後編)

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こんにちは。 株式会社カシカの石動です。 カタチスペースは先日【ver.1.6.5】をリリースしました。 前回のブログでは、今回の新機能のご紹介と、開発に至った経緯などについて綴りました。 今回は、【ver.1.6.5】で追加された新機能、他のスキャンアプリで撮影したスキャンデータの保存・共有方法についてです。 このリアルなハチ公、スマートフォンでご覧の方はARで目の前に置くことができます。 このカタチがアップロードされるまで、順を追って紹介します。 目次 まずは準備をする 早速アップロード! カタチスペースにアップロードすると何どんなことができるの? まとめ まずは準備をする アップロードできるファイルフォーマット まず、現状のカタチスペースに保存できるフォーマット(拡張子)はzipしたテクスチャ付き.objとテクスチャ付き.glbです。 この二つのフォーマットは多くのスキャンアプリでサポートされています。 より詳しい仕様については別の記事で説明する予定です。 スキャンアプリからアップロードする 他のスキャンアプリからカタチスペースに共有するためには、撮影した3Dモデルファイルを抽出する必要があります。 「Export」や「Share」といったボタンを探してタップして下さい。(スキャンアプリは海外製で日本語のUIがついていない場合が多いです。) アプリによってはこの前後でファイルフォーマットを選択する画面が入ることがあります。アップロードできるファイルフォーマットを選択して下さい。 早速アップロード! 今回はフォトグラメトリアプリであるTrnioを例に説明します。 前回のブログでご紹介したハチ公像をアップロードしていきましょう。 対象のカタチを表示させたら、まず右上のボタンをタップします。 そして「3D Mesh (OBJ)」をタップしてください。 これは先ほど説明したzipしたテクスチャ付き.objというフォーマットです。 共有するカタチが確定すると、どのアプリにシェアするか選択する画面になります。 (この画面はOSの機能を使っているため、どのスキャンアプリでも共通になります。) ここでカタチスペースを選択してください。 見当たらない場合は右方向に隠れていることがあるのでスライドしてみてください。 上手くいくとカタチスペースアプリに遷移し、カタチが読みこまれた状態になります。 このような画面になれば保存成功です。 (ハチ公が変な向きになっていますが次のステップで直します) もし上手くいかない場合カタチスペースアプリ一度終了させてから再度選択してください。 具体的なUIの操作方法はアプリによって異なります。 代表的なアプリの操作方法は随時まとめて行きます。 カタチの位置と向きを編集する さて無事に読込みができたようです。 しかしハチ公が逆さまになって後ろを向いていますね。 アプリによってカタチの位置や向きの定義(座標系)が異なるため、このようにカタチゲットした時点では不自然な位置や向きになっていることがあります。 スライダーを動かしてカタチの位置と向きを編集しましょう このように前を向くようにしましょう。 なお、カタチが見えているビューはタッチ操作で視点を変えることができます。 横からみるとこんな感じです。

スキャンアプリとカタチスペースが連携。手持ちのスキャンデータの保存・共有が簡単に!(前編)

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こんにちは。 株式会社カシカの石動と申します。主に開発を担当しています。 カタチスペースは先日【ver.1.6.5】をリリースしました。 今回は、【ver.1.6.5】について、開発の経緯も交えてご紹介していきたいと思います。 目次 【ver.1.6.5】を新たにリリース! 新機能、何ができるのか 新機能に込めた思い 【ver.1.6.5】を新たにリリース! カタチスペースアプリではカタチ(3Dモデル)撮影、カタチ編集、カタチスペースへの保存(アップロード)、SNS等へのカタチ共有までを一貫して行うことができます。 さらに今回のアップデート【ver.1.6.5】から他のスキャンアプリで撮影したスキャンデータをカタチスペースに保存して共有できるようになりました。 新機能開発の経緯 何故他のスキャンアプリで撮影したスキャンデータをカタチスペースに保存できるようにしたのでしょうか。 カタチスペースアプリには、写真感覚でパシャパシャ撮影してカタチを作成できるカタチ撮影機能がついています。 他のスキャンアプリと比較して、簡単でわかりやすく、そしてテクスチャが高解像度でクオリティが高いというアドバンテージがあると考えていました。 しかし、世の中には様々なスキャンアプリがあり、カタチスペースアプリはその中に埋もれていました。 昔のカタチスペースアプリは片面しか撮影できないという弱点があったからです。 リリース当初のカタチスペースアプリで撮影したクマ。よく撮れていますが、片面のみしか撮れませんでした。 大型撮影モードで複数枚撮影ができるようになりましたが、それでも他のスキャンアプリよりも常に優れているというわけではありません。 しかし、これから他のスキャンアプリと同様のスキャン機能を追加してもただの後追いになってしまいます。 我々は、本来やりたいことは完璧なスキャンアプリを提供することではないという結論に至りました。 我々のゴールは誰でも簡単にカタチを作成し共有できる世界をつくることです。 そこで他のスキャンアプリと連携してもいいのではないかという結論に達しました。 カタチスペースで、様々なスキャンアプリと連携できるようにすることで、【誰でもカタチを作成し共有できる世界をつくる】というゴールに大きく近づくと考え、今回のバージョンアップへと至りました。 新機能、何ができるのか さっそく例をお見せしましょう。是非スマホで「置いてみる」ボタンをタップして自分の目の前にカタチを置いてみて下さいね。 これは社長の奥がLiDARスキャンアプリである3d Scanner appで撮ったソファを3Dスキャンしたものです。 広範囲に渡ってカタチが綺麗に撮れていますね。ソファの重量感が伝わってきます。LiDARを使うと撮影時間や処理時間が短くて済むのも嬉しいポイントです。 お次にフォトグラメトリアプリであるTrnioで撮ったハチ公像を3Dスキャンしたものです。 屋外でも綺麗なカタチを撮影できるのはフォトグラメトリの強みですね。 様々なスキャンアプリと連携することで、カタチスペースアプリだけでは撮影が難しかった対象物もカタチにしてカタチスペースに保存できるようになりました。 スキャンアプリで撮影したデータをカタチスペースに保存すると、先ほどお試し頂いた通り、カタチスペース内の機能であるAR表示や各種SNSでの共有などがご利用頂けます。 手持ちのデータを活かしたり、誰かに共有するのが簡単に出来るというのは、既に持っているスキャンアプリの利用範囲も広がりますね! まとめ 今回は、新機能リリースに至るまでの経緯やどんなことが出来るのかについてまとめました。 次回のブログでは、実際に他のスキャンアプリで撮影したカタチをカタチスペースに保存する手順を詳しくご紹介します! 一足早く新機能を試したい方はこちらからインストール可能です。 次回のブログも、是非ご覧ください! .iframe-center { display: flex; justify-content: center; flex-direction: column; align-items: center; } .