こんにちは! 株式会社カシカ、加藤です。

先日、iPhone13をはじめとしたAppleの新製品が発売されましたね!

事前情報で、今回は新型のiPhone13の発表がある…?と期待されていたので当社でも発表の情報に張り付いていました。

iPhone13は既にリリースされているスキャンアプリが対応できないものもあるようで、弊社でも今後確認と検証を実施予定です。

更新が発生しましたら順次お知らせしますね。

さて、Appleの発表つながりで以前にこんな記事をUPしたのを覚えてますでしょうか。

WWDC21で発表されたObject Captureの機能を試してわかったことやハマりポイントをまとめました

弊社の代表、奥がObject Captureの機能を試したレポート記事です。

お陰様で沢山の方に記事を見て頂きました!

実は、当時のブログの締めでこんなことを書いていました。

かなり便利なAPIであることが分かったので、今後カタチスペースではObject Captureの機能に対応していきたいと考えています。

そう、カタチスペースではここ数か月、Object Captureの機能への対応を進めてきました!

今回は、バージョンアップを控えてのフライングとして、新機能について情報解禁してしまいます!

目次

そもそもObject Captureって?

Object Captureは次期macOS monterey(モントレー)の新APIです。

6月に開催された、Appleの開発者向けカンファレンスWWDCで、Object Captureについて紹介がありました。

WWDCの紹介では、iPhoneで写真を撮って、macに入れると、物体の3Dデータが 数分で作成されるとのことでした。

参考:WWDCの発表動画

この新機能、macOSの機能になるので当然iPhoneだけでは使うことはできません。

カタチスペースではmacOSを持っていないiPhoenユーザーでもObject Captureを使えるようにします!

カタチスペースではどんな風に使えるの?

今回、カタチスペースではアプリの撮影モードに、新たな撮影モードを搭載しました!

その名もぐるっと撮影モード(まんまですね)

名前の通り、ぐるっと回って複数枚撮影することで立体を生成することができます。

今までの撮影モードとの違いは?

複数枚撮影、というとカタチスペースには大型撮影モードがありますね。

勿論、大型モードでも複数枚撮影は可能です。

ただ、大型モードはiPhoneに搭載されているLiDARを利用して撮影する為、iPhone12Pro/Pro Max/iPadProのみ利用可能だったので、使える方に限りがありました。

新しい複数枚モードでは、上記以外の機種にも対応!(※一部、古い機種では利用できない場合があります)

iPhoneで撮影するだけで360度回せるカタチを作ることができるようになります

ここで、現在開発中の複数枚モードで撮影したカタチをお見せしましょう!

いかがでしょう、後ろまでしっかりと撮れていますね

大型モードの複数枚撮影は、空間全体や大きな物体を撮るのに適していましたが 複数枚モードは小さな物も大丈夫!

`並べてみてもそっくり(右がAR)`

今回は自宅にあるぬいぐるみを撮ってみましたが、大きさや質感までよく撮れました。

というか、油断してるとどっちが本物か見間違えることがあるレベルです

これは以前のブログでご紹介した鰻重ですが、実はこれも開発中のぐるっと撮影モードで撮影したカタチになります。

`右がARの鰻重です`

これは自分で撮影したくせに本物とカタチを間違えました・・・

そのぐらいのハイクオリティさでARが作成できてしまいます・・・!

新機能はいつリリースされるの?

新機能を含めた新しいバージョンは近日中にリリース予定です。

今はリリース直前の調整などを行っています!

これまでのワンショットで片面が撮れるカタチ撮影と、裏側まで撮れる複数枚撮影、 それぞれの良さや特徴、得意な撮影対象物などの違いがありますのでその辺りは近いうちにレポートしたいと思います!

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