ぶっちゃけた話、ARの費用相場ってどのくらい?

  • POSTS
こんにちは。 株式会社カシカの広瀬です。前回ブログに引き続き、今回も私がブログを担当します。 一言にARの導入、と言っても当然ながら気になるのはその費用感ですね。 今回は導入までにかかる費用について、まとめました。 目次 時代遅れになりつつある専用アプリ開発 カタチスペースが破壊したものとは? カタチスペース、類似サービスもありますよね? まとめ 時代遅れになりつつある専用アプリ開発 過去の案件も含めて当社では数多くのARの案件を手掛けています。 その時その時で採用しているテクノロジーが違ったり、作り込みのレベルによっても変わりますが、例えば何かのキャンペーン専用にアプリ1本(iOSとAndroid)をゼロから作ったら大体200~300万位といったところで見積もりが出てくるのではないでしょうか。 また、開発会社との間に代理店さんなんかが挟まっていると、キャンペーンのプランニング費やプロデュース費が乗ってお客さんに出てくる見積額は500~600万、1000万とか行っちゃうこともあるのでは。 そこに加えてクオリティや作り込みでコストが変動するコンテンツ制作費も必要になりますから、おおよそARアプリ開発のコスト構造はこんな感じです。 単発のキャンペーン等で使って、期間終了でポイするにはなかなかの成果が求められるところです(そういうお客さまもいらっしゃいますが)。 ましてキャンペーンの枠を超えて、ARをレギュラーなオペレーションとして企業のアプリやサイトに採用、ECの商品一つ一つに3DやARをつけてみよう、というのはなかなか踏み切るのが大変です。 カタチスペースが破壊したものとは? カタチスペースは、そんなARや3Dを活用したサイトやアプリの運用を始めるにあたって一番の障壁となるアプリ開発費用とその諸経費をゼロ化、さらにコスト変動要素であるコンテンツ制作費までも固定費化することで、ARや3Dを劇的に導入しやすくしました。 ARアプリやシステムは当社がご用意したクラウドプラットフォームが既にあるため、開発費は不要。開発にかかる様々な諸費用を完全にゼロにしました。 さらに、コンテンツ制作費に関しては「カタチスキャン」という実物を3Dスキャンしてコンテンツとして取り込んでしまうというアプローチを採用したため、制作の難易度やクオリティによって変動するコストの要素を完全に排除し、ゼロ化ならぬ定額固定費化することとしました。 このことによって、「このクオリティだとお幾ら」「データ変換費用が別途必要」といった、コミュニケーションの行ったり来たりや、見積にかかる時間手間もゼロ化しています。 ※参考までに、変動要素として上げさせて頂いた「コンテンツ制作費用」の相場感については下記ModelyさんのサイトがサンプルCGと一緒に提示されていて非常にわかりやすくなっております。 Modely様 https://3d-modely.com/ カタチスペース、類似サービスもありますよね? 機能面や柔軟性ではカタチスペースは非常にユニークですが、似たようなことができるサービスも当然存在しています。ただ、コスト面では確実に類似サービスよりもカタチスペースがお得です。 例えばX社さんのクラウドARサービスですと、最安のプランでも利用料金が最低でも約50万ほどかかります。 さらに、X社さんではARサービスはその50万で利用可能になる一方で、そこに乗せるコンテンツの制作についてはスコープ外としており、「お客様側で制作」もしくは「制作会社をご紹介」となります。 なので、サービス利用料金に加えてコンテンツの制作料金がコンテンツごとに追加でかかることになります。 制作するCGの難易度やクオリティによって大きく費用が変わってしまうのはサイトやアプリのレギュラー運用ではなかなか厳しい条件ではないでしょうか。 一方カタチスペースは利用料金はプラン毎に固定、変動要素となるコンテンツ制作費用も「カタチスキャン」という3Dスキャンサービスによって固定するため、季節ごとのキャンペーン予算やプロモーション予算によらず、サイトの定常的なオペレーションに組み込みやすくなっています。 今期は10コンテンツ、来期は20、その後は期ごとに10%ずつ増やそう、と予め設定しておけばコストの上下なく決められた数を決められた予算内で増やしていくことができるわけです。 まとめ カタチスペースは、 アプリ開発費はゼロ、開発にかかる諸コストもゼロ、月々の利用料金のみ コンテンツ制作費用は3Dスキャン「カタチスキャン」によって固定化。予算組みも楽ちん ウェブサイトやアプリで3DやARをレギュラーで活用していこう、コンテンツを充実させていこうと思ったら制作費が固定化できるカタチスペースは非常に使いやすいソリューションとなっております。 詳細お問い合わせ、デモのご依頼はこちらから! .iframe-center { display: flex; justify-content: center; flex-direction: column; align-items: center; } .iframe-wrap { position: relative; width: 80%; padding: calc(400 / 400 * 80%) 0 0; overflow:auto; -webkit-overflow-scrolling:touch; } .

カタチスペースの法人利用。ECサイトの「伝えたい」を大きく変えられるソリューションです。

  • POSTS
こんにちは。 株式会社カシカの広瀬と申します。主にマーケティングなどを担当しています。 さて、今回からは私もカシカブログの更新を行っていこうと思います。 様々な機能を持つカタチスペース、個人での利用は勿論、法人利用にもお使いいただけます。 今回は主にECサイトをお持ちの企業向けに、カタチスペースの法人利用についてまとめました。 目次 ネット通販の弱点「サイズ感」を克服する 画像だけでは伝わりにくいサイズ感、実際に置いたときの印象 カタチスペース - 実物がそこにあるかのように ブランドロゴもカスタマイズ カタチスペースの法人利用向け料金体系を整備 ネット通販の弱点「サイズ感」を克服する 商品の仕様を確認して、設置する場所を採寸して、いざ購入して置いてみたものの「何か思ってたのと違うな?」という思いを抱いたことがある人は多いはずです。 弊社で実施したネット通販に関する調査において、6割以上のユーザーが「サイズ感が分からない」を困ったこととして回答していました。 特にこれは1万円を超える価格帯で顕著となり、家電や家具においては「買ってから後悔した」という体験をもつユーザーも半数近くに上りました。 画像だけでは伝わりにくいサイズ感、実際に置いたときの印象 はたしてECを運営している企業にとって、これは取り組むべき課題なのでしょうか。 凝らしたクリエイティブでブランドイメージを伝えていくことが最重要かもしれないですし、レイアウトのシミュレーションをさせることで「うちには合わない」として離脱してしまうユーザーもいるかもしれません。 この回答は企業によってまちまちですが、こんなにも多くの消費者が「サイズ感」について悩みを抱えているのであれば、やはり解決に向けて取り組んでいく姿勢を見せていくことは、消費者にとってもプラスになることは間違いありません。 カタチスペースはこのような消費者視点に基づいて、消費者にとって簡単な操作、サイト運営者にとって簡単な実装、を目指して設計されています。 カタチスペース - 実物がそこにあるかのように カタチスペースを使えばスマートフォンを通じて実物がそこにあるかのように実寸サイズを確認してもらうことができます。 しかも専用アプリは不要で、当社から発行したコードをWebサイトに貼り付けるだけという簡単セットアップ。 ECにおいては画像を使った商品説明が今後も主流なのは変わりませんが、3DやARを使った「お客様の知りたいに応える」がカタチスペースで劇的に身近になります。 ブランドロゴもカスタマイズ 通常、カタチスペースのようなプラットフォーム型のソリューションはカスタマイズ性が弱く、サービスが企業やブランドごとのカラーやイメージにそぐわないとその時点で採用の候補から外れることが多かったかと思います。 一方カタチスペースは各企業ごとに表示させるロゴの変更も可能なため、ウェブサイトに埋め込んだ際の印象をきちんとコントロールすることができます。 クリエイティブに敏感な企業であっても、便利な3DやARの機能をブランドの印象を損なわずに利用することができる。 これができるのはカタチスペースだけです。 カタチスペースの法人利用向け料金体系を整備 現在カタチスペースの法人利用料金を鋭意整備中です。 個別にお問い合わせを頂ければご案内は可能ですので、こちらからお問い合わせください。 .iframe-center { display: flex; justify-content: center; flex-direction: column; align-items: center; } .iframe-wrap { position: relative; width: 80%; padding: calc(400 / 400 * 80%) 0 0; overflow:auto; -webkit-overflow-scrolling:touch; } .

カタチってそもそも何?特徴や強みを詳しく解説!

  • POSTS
こんにちは! 株式会社カシカ、中の人の加藤です。 4月も半ばになりましたが、新年度のペースは掴めてきましたか? 1年以上リモートワークが続いていて変化に乏しいかな…と思っていましたが、仕事はがらっと新年度進行になってまいりました。 気を引き締めて、新年度もカタチスペースを発展させていくために尽力したいと思います! さて、前回までのブログでは先日リリースしたカタチスペースver1.6の新機能についてご紹介をしてきました。 今回からは、そもそもカタチスペースって?という部分を深く掘り下げてご紹介していこうかと思います。 目次 カタチって何?どんな特徴があるの? 実際にどんな場面で活躍できるの? ほかのARサービスとの違いは? もっと高いクオリティのカタチを作成したい場合には? カタチって何?どんな特徴があるの? そもそもカタチとは何なのか? カタチ、というのはカシカ独自の呼称です。 カシカのサービス『カタチスペース』の撮影機能で作成した3Dデータのことを、『カタチ』と呼んでいます。 上の画像で言うと、スマホに表示されているクマの右側は本物、左側が『カタチ』になります。 カタチは実際にある物体をカメラで撮影して作成しているので、本物と同じ形状・大きさ・質感です。 スマホやタブレットの画面上で見るだけでなく、ARでも表示できるので好きな場所へ配置して見ることが可能です。 実際にどんな場面で活躍できるの? カタチスペースで撮影したカタチは。ウェブサイトへの埋込もできます。 カタチスペースではおなじみのクマちゃん PC上では画像をクリックすると好きな角度から見回せます。 一方で、スマホやタブレットからは、AR画面が立ち上がり、実寸サイズのカタチをARで見ることができます。 自社の商品をウェブで販売する場合、寸法を細かく記載したり、沢山写真を撮ってサイズ感を伝えたりしていませんか? カタチスペースでカタチを撮影すれば、そういった作業は不要! 手軽にウェブへ掲載が出来る上、ユーザーが好きな角度から商品を見たりARで大きさを確認できるので目の前になくても信頼度の高い情報を提供できますね。 ほかのARサービスとの違いは? 最大の特徴はカタチ作成の手軽さ! 既に過去のブログでお伝えしている通り、iPhoneやiPadで写真撮影する感覚でカタチを作成することができます 他社のARサービスでも、同じように配置確認などができるものは沢山ありますがこれだけ手軽に、すぐに出来るものはカタチスペースだけです! カタチスペースAppで作成するカタチは片面だけですが、大きさの確認や設置イメージ確認だけなら充分ではないでしょうか? 実際に作成・表示をしてみると、その楽しさや便利さが実感頂けると思います。 カタチスペースアプリはAppleストアで現在配信中です。 ![App](/images/20210416/ksicon256.png) [![アプリをダウンロード](/images/20210416/Download_on_the_App_Store_Badge_JP_RGB_blk_100317.svg)](https://apps.apple.com/us/app/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%81%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9/id1494561524?l=ja&ls=1) 是非インストールしてお楽しみください! もっと高いクオリティのカタチを作成したい場合には? カタチスペースアプリで撮影したカタチは片面のみですが、360度回せたり、もっとハイクオリティなカタチを表示させたい!という場合も多々あると思います。 その場合には有償出張スキャンプランのカタチスキャンProで作成が可能です。 カタチスキャンProで撮影したタルト このタルト、実際に販売されていたタルトを専用の3Dスキャナで撮影してカタチにしたものなんです。 本物みたいなクオリティですよね。 そしてクリック・タップして頂くと360度回すことができます。 勿論こちらもAR表示で実際の大きさを確認可能です。 片面だけで手軽にカタチを作成したいならアプリで、360度ハイクオリティなカタチを作成したいならカタチスキャンProで、と利用想定に応じて選択ください。 カタチスキャンProについては別記事で詳細をご案内する予定です。 カタチを拡げる仲間を募集中 カシカでは3Dの技術を用いてあらゆるものを可視化するサービス開発に取り組んでいます。 弊社サービス『カタチスペース』の開発だけでなく、様々な可視化を行っています。 色々な事にチャレンジできる楽しい環境で、一緒に可視化を通じて新しい未来を創造してみませんか? ご興味のある方は、以下弊社サイトの要項を確認の上、ご応募頂けますと幸いです。 求人情報

活用の幅は無限大。新機能、大型撮影モードをレポート

  • POSTS
こんにちは! 株式会社カシカ、中の人の加藤です。 桜の開花宣言も出て、暖かい季節になりましたね。 まだまだお花見へ…とは言えない状況ですが、近所をお散歩しながらお花見気分を味わいたいところです。 さて、今回は前回に引き続き最新バージョン【ver.1.6】の新機能についてご紹介していきます。 カタチスペース バージョン1.6をリリース 今回のバージョンアップは主に2つ! - 投稿時の限定公開機能を追加 - LiDAR対応機種での、大型撮影モードを新規追加 前回は限定公開機能についてご紹介しました。 今回は大型撮影モードについてご紹介します! 複数枚撮影することで大型のカタチも共有可能に!!大型撮影モードをリリース 従来のカタチスペースAppでは20㎝から2mくらいの大きさの物まで、カタチの撮影に対応していました。2mというと、大体自販機くらいのサイズです。 1年前、アプリリリース直後に撮影した自販機 なぜ2mなのか、というとカタチの撮影にはiPhoneやiPadの【TrueDepthカメラ】という機能でサイズを測定して撮影をしています。 この精度が担保できるのが大体2mくらいまでなんです。また、画角にも限度がありあまり大きなものの撮影には対応出来ませんでした。 しかし、カタチスペースユーザーの方からはもっと大きなサイズの物も撮影できないの?といったお問合せも頂いていました。 機材なんかの設置確認に使いたい、というお声をよく頂くのですが、設置の確認が必要な機材って大きな物が多いですもんね。 そこで、今回のバージョンアップで、大きな物体や広い空間の撮影も可能な【大型撮影モード】を新規追加しました。 これまでのカタチ撮影では、写真撮影と同じ感覚でシャッターを一度押すだけでカタチを生成していました。 しかし、大型撮影モードでは1ショットで収まらない大きさや範囲も、複数枚撮影をすることでカタチ生成が実現可能になっています。 早速、使い方をご紹介します。 カタチスペースにログインし、撮影ボタンをタップします。 `撮影ボタンをタップ` モード選択画面で、【大型モード】を選択します。 こちらは対象機種のみ選択可能です。お手持ちのデバイスの機種をご確認の上ご利用ください。 `対象外の機種の場合はグレイアウトで表示されます` 撮影したい対象物に合わせて、【家具】か【空間】を選択します。 より細かい設定をしたい場合には【カスタム】をタップすると、細かいパラメータを設定できます。 今回はこちらの○○を撮影したいと思いますので、【家具】モードをタップします。 `対象物に応じてモードを選択` ここからは通常のカタチ撮影と同様、シャッターを押して撮影します。 `濃い色になっている部分が撮影できた箇所` 正面が撮影出来ました。撮影した箇所が画面上に表示されます。 続いて側面、背面も撮影。 `側面・背面も撮影していきます` 大型モード撮影のコツは面単位で撮る事! 正面・側面・背面…と撮影していくと綺麗にカタチが作成できます。 反対に、撮影箇所が重複するとカタチが崩れやすくなります。コツを掴むとスムーズに撮影が出来ますよ。 3枚撮影をしたので、編集画面へ進むと…【カタチ】が生成されました! 後のフローはこれまでのカタチ作成と同じです。 編集画面で要らない部分を削除していきます。 大型モードの場合は、【円柱】【箱】でいらない部分を削除できます。 どちらも、スライダーを動かすことで円柱・箱の大きさが変化します。

2021年最初のバージョンアップ!限定公開機能をレポート

  • POSTS
こんにちは! 株式会社カシカ、中の人の加藤です。 3月も半ばになり、春の暖かさを感じられるようになってきましたね! 一方で花粉も飛散しているようで…私自身は花粉症は未発症の筈ですが、そんな私でも外出すると少し目が痒くなるので花粉症発症している方はお辛いことと思います…。 さて、私たちカシカがリリースしているサービス【カタチスペース】、アプリリリースから1年を迎えました! お陰様で沢山の方にアプリをお楽しみ頂いております。 2年目も、更なるバージョンアップを重ね、より良いサービスへ進化を進めてまいります。 早速ですが、カタチスペースは最新バージョン【ver.1.6】をリリースしました。 本日はリリースされた新機能について、詳しくご紹介したいと思います! カタチスペース バージョン1.6をリリース 今回のバージョンアップは主に2つ! - 投稿時の限定公開機能を追加 - LiDAR対応機種での、複数枚撮影モードを新規追加 それぞれじっくり紹介させて頂きたく、今回は限定公開機能についてご紹介します! プライベートなやり取りにも!限定公開機能をリリース カタチスペースAppを利用されている方、どのようなものを撮影・アップロードされていますか? 私個人は、1ユーザーとしてぬいぐるみやオブジェ、食べ物などをよく撮影しています。 クリスマスに食べたケーキとか 今まで撮影をしている中で感じていたことなのですが、プライベートなものって撮影しづらいんですよね。 カタチスペースのアカウントはオープンなので、例えば個人が特定出来そうなものや、開発中の商品などはアップロードしてしまうと誰でも見ることが可能になってしまいます。 実際にユーザーの方からも特定の人にのみ、共有したいというご意見を頂いておりました。 そこで今回のバージョンアップにて、新たに限定公開機能を追加しました! 百聞は一見に如かず、どのようにすれば良いかご紹介します。 まずは通常通り、カタチを撮影します。 カタチを作成します カタチ作成の最終画面、背景やテキスト入力画面の箇所に限定公開のチェックボタンがあります。 ここをタップするだけです! アップロードされた一覧を見ると、【限定公開】のタグが付いていることが分かります。 このカタチを誰かに共有したい場合はシェアボタンを押して、表示リンクをコピー・シェアするだけで共有可能です。 ちなみに、リンクを共有されていない人が私のアカウントを見ても、当然ながら限定公開のカタチは表示されませんので安心です。 リンクを知ってる人しか見れない仕様です 限定公開機能、どんな使い方ができる? 限定公開機能、使い方はとっても簡単ですよね。 是非気軽にお使い頂きたいです。 では実際にどんな場面で使えるのでしょうか。 例えば、リモートでのmtgでカタチを撮影してその場で共有、ARで大きさや形状を確認してもらう…といった使い方ができます。 開発途中の製品や、お客様に合わせた提案商材でもクローズドに共有できるので安心してご利用頂けます。 また、私は実家の両親に我が子のカタチを共有しました! コロナ禍にあって、中々両親に孫を会わせることが出来ず… 写真や動画は送っているものの、子供の成長を伝えきれませんでした。 今回の限定公開機能が追加されてから、試しに両親へ子供のカタチを送ったところ 「こんなに大きくなったの!凄い!目の前にいる!!写真じゃ分からなかった!!」と大興奮のリアクションが返ってきました。 送る前までは、写真とか動画の方が喜ぶかな~なんて思っていましたが、離れているのに大きさが分かるって今までにない体験なんですよね。 想像以上の良いリアクションにとても驚きました。 勿論、実際に会うのが一番ですが、簡単に会うことが叶わないこの状況下で、孫の成長を両親に伝えることが出来たので良かったです。 ちなみに、プロ用の3Dスキャンなどで人物を撮影しようとすると、一定時間静止しなければならず小さい子供の3Dデータを作成するのってまず無理かと思います! カタチスペースAppはお手持ちのiPhoneで写真撮影と同様にシャッターを押すだけで簡単に実寸サイズの我が子のカタチが作成できます 一瞬で成長してしまう我が子の成長のアーカイブとしても使えますね! (私は夜な夜な、ほんの数日前に撮影した我が子のカタチをARで表示して懐かしんでいます…) あなたが伝えたいものをスキャンするだけで大きさや質感をそのまま伝えられるカタチスペースで、離れた相手に大切なものをシェアしてみませんか? この新機能は新バージョンをインストールすると搭載されています。 是非インストールしてお試しください! カタチスペース アプリ

思わず気になって見てしまう!カタチスペースの新機能を紹介(その2)

  • POSTS
こんにちは! 株式会社カシカ、中の人の加藤です。 師走は何かと忙しいですね。私は業務を納める準備をしつつ、自宅の整理整頓やら掃除やらと断捨離に日々追われています・・・ (片付けたそばからAmazonで色々購入してしまって一向に物が減りません・・・何故・・・) そんなバタバタしている中ですが、在宅時間も増えているので家の中で少しでも気分を上げようとクリスマスグッズを飾り付けてみました♪ 全体的に赤い… 断捨離しようと思いつつ、やっぱり可愛いものたちを目にすると楽しいですね。 私には断捨離はまだまだ難しいような気がしています。 さて、今回は前回に続いてカタチスペースのバージョンアップによる新機能のご紹介、第2弾をお送りします。 カタチスペース バージョン1.5.0をリリース 今回のバージョンアップは主に3つ! SNSアップロード時のサムネイル設定機能を追加 投稿時の背景選択機能を追加 アプリのデザイン・UIを変更 前回のサムネイル設定機能に続いて、今回は背景選択機能についてご紹介します! 印象を自分で演出可能!背景機能が追加。 従来のカタチスペースでは、カタチを撮影してアップすると投稿画面が撮影した写真そのままでした。 前に投稿したカタチ 写真そのままでも悪くはないんですが、個人的には背景がそのまま写るのって恥ずかしいな~なんて、思っていました。 写真をアップするSNS等なら背景も含めての投稿ですが、カタチスペースはあくまで物体の”カタチ”をアップするものなので使っていると何となく違和感が出てくるときがありますよね。 そこで今回の新機能背景選択機能の出番です! 使い方は簡単!通常通りカタチを撮影して… カタチを撮影します… 作成フローの最後、テキスト入力画面で背景を選択するだけ! 作成したカタチ以外、写真の背景は消えて選択した背景(壁紙)に変わります! 壁紙はポップなものから、重厚感のあるものまで多種に渡ります! これ、結構便利で背景からの身バレ防止や、アップしたカタチのイメージ(華やかに見せたい、大人っぽい雰囲気を演出したい…など)を表現もできるので一度体験したら背景選択は必須だなと実感します。 カタチスペースはあなたが伝えたいものをスキャンするだけで大きさや質感をそのまま伝えられるという特徴がありますが、撮影したカタチをより良く見せる演出ができるというのは活用の範囲が広がって楽しめますね! この新機能は新バージョン1.5.0をインストールすると搭載されています。 是非インストールしてお試しください! カタチスペース アプリ カタチを拡げる仲間を募集中 カシカでは3Dの技術を用いてあらゆるものを可視化するサービス開発に取り組んでいます。 弊社サービス『カタチスペース』の開発だけでなく、様々な可視化を行っています。 色々な事にチャレンジできる楽しい環境で、一緒に可視化を通じて新しい未来を創造してみませんか? ご興味のある方は、以下弊社サイトの要項を確認の上、ご応募頂けますと幸いです。 求人情報 オフィスをちょっと見てみたい、ちょっと話を聞いてみたい、というのも大歓迎です! 是非お気軽にご連絡ください。お待ちしております!

バージョンアップで何が変わった?カタチスペースの新機能を紹介!(その1)

  • POSTS
こんにちは! 株式会社カシカ、中の人の加藤です。 12月も半ばになり、本格的に寒くなってきましたね。 こんな日は温かい食べ物が食べたくなりますね。我が家ではこの時期かなりの頻度で鍋になります。 温まるし、お野菜も沢山摂れてヘルシー♪の筈が毎回お腹がパンパンになるのは何故なのでしょうか… 〆までたっぷり食べてしまうのが原因とは分かっているものの、中々やめられません…(チーズリゾットが最高に美味しいです。太る。) さて、そんな体重事情は置いておいて、本日のブログのタイトルの通りカタチスペースは先日アプリのバージョンアップを実施しました 今回はそちらの新機能をじっくりご紹介したいと思います! カタチスペース バージョン1.5.0をリリース 今回のバージョンアップは主に3つ! SNSアップロード時のサムネイル設定機能を追加 投稿時の背景選択機能を追加 アプリのデザイン・UIを変更 それぞれじっくり紹介させて頂きたく、今回はサムネイル設定機能についてご紹介します! SNSで目を惹きつける!サムネイル設定機能が追加されました。 サムネイルってご存じでしょうか? Twitterやブログなどにリンクを貼り付けた時に、リンク先のページの画像などが縮小されて見本のように表示されているアレです。 これまでのカタチスペースでは、自分が撮影・投稿したカタチのリンクを貼り付けると、カタチスペースのアイコンが表示されていました。 カタチスペースのアイコン 例えばTwitterにカタチのリンクを貼り付けて呟いても、見た相手はリンク先に飛ばないと何のカタチなのか分からない… これって地味に面倒ですよね。一度リンクに飛んで、戻って『いいね』ボタンを押すのって毎回になると負担になるのでは…と社内でも検討を重ねました。 そこで今回のバージョンアップではサムネイルでカタチを表示する機能を搭載しよう、となりました! 結果がこちら! 圧倒的に美味しそう! そしてTwitterのリンク先であるカタチスペースで見てみると・・・ リアル! 【置いてみる】ボタンをタップすれば勿論ARでの表示も可能です。 早速試してみます。 このチーズハンバーグ、本当にリアルですね。シズル感が凄い・・・ しつこいようですが、これARです。食べれないんです。 大きさもリアルさも共有できる新機能 新機能、サムネイル表示いかがでしたでしょうか。 私も早速夕食で作ったキムチ鍋をカタチに残してみました! 美味しそう~!野菜のたっぷり感も伝わってますね! そしてボリュームのたっぷり感も伝わってます・・・ね(〆までしっかり頂きました) カタチスペースはあなたが伝えたいものをスキャンするだけで大きさや質感をそのまま伝えられるという特徴がありますが、サムネイルに表示されるだけで、より目を惹きつけられますね。 この新機能は新バージョン1.5.0をインストールすると搭載されています。 是非インストールしてお試しください! カタチスペース アプリ 次回は新機能紹介第2弾投稿時の背景選択機能についてじっくりご紹介します! カタチを拡げる仲間を募集中 カシカでは3Dの技術を用いてあらゆるものを可視化するサービス開発に取り組んでいます。 弊社サービス『カタチスペース』の開発だけでなく、様々な可視化を行っています。 色々な事にチャレンジできる楽しい環境で、一緒に可視化を通じて新しい未来を創造してみませんか? ご興味のある方は、以下弊社サイトの要項を確認の上、ご応募頂けますと幸いです。 求人情報 オフィスをちょっと見てみたい、ちょっと話を聞いてみたい、というのも大歓迎です! 是非お気軽にご連絡ください。お待ちしております!

サイエンススタジアムでコロナの拡がりを可視化体験

  • POSTS
こんにちは! 株式会社カシカ、中の人の加藤です。 あっという間に12月ですね。 今年は在宅中心であまり外出していないので、イルミネーションをあまり見れていないのが個人的に残念です…。 年内にちょっとでも見れたらいいのですが、コロナの状況もあるので外出も少し億劫になってしまいますね…。 コロナは人の移動が影響を及ぼす、というのはよく目にしますが言葉で聞くだけではいまいちピンと来ませんね。 そんな人の移動と、ウィルスの伝播を可視化したイベントが先日実施されたのでご紹介します。 サイエンススタジアム2020に行ってみた 先日、12月5日6日の2日間にわたって日本科学未来館で開催されたNHKサイエンススタジアム(通称、サイスタ)に行ってきました! サイエンススタジアムとは、NHKの科学番組が一堂に会した体験型科学イベントで、毎年会場では公開収録や生放送など実施。小さいお子さんも科学に触れ合える場となっています。 今年は事前の申込が必要とのことで、会場入り口では検温・消毒も実施、感染予防も徹底して取り組んでいました。 今回の我々のお目当ては、事前申込不要の企画 『8Kで可視化!新型コロナウイルス感染爆発』 というイベント。 8K・・・可視化・・・何やら気になるワード満載ですね。 早速詳細をご紹介させて頂きましょう。 8Kで可視化? サイエンススタジアム公式サイトより引用:https://www.nhk.or.jp/event/saisuta/ そもそも8Kとは、横×縦の解像度が7620×4320画素を持つ映像のことで、この画質に対応する放送は8K放送、モニターを8Kモニターと呼ばれています。 最近では8Kテレビの販売されていたり、BSで8K放送があったりもするので、目にした方もいらっしゃるのではないでしょうか。 当日の8Kモニターで可視化された感染の広がりを可視化したビッグデータ。 今回はNHKのビッグデータを可視化するシステム『NMAPS(エヌマップス)』を8Kモニターで表示し、昨年末中国武漢で発生したコロナウィルスがその後どのように世界中に伝播していったのかを地図上に表示・解説して感染爆発の動きを追っていきました。 サイスタは子供向けのイベントという事で、当日は小さなお子さんが多く来場していましたが、皆静かに解説に耳を傾けていました。 内容的に小さなお子さんには難しいのかな?と当初は思っていましたが、とても易しい解説で分かりやすく、でも大人の私が見ていても飽きない内容でした。 解説を聞きながらコロナが流行り始めた頃、世界中にどんどん広がりを見せていくのを目の当たりにし恐怖を感じる一方で、入ってくる情報はセンセーショナルなものばかりで拡がり方やウィルスの変容についてはキチンとした情報って頭に入っていなかったなぁと今更ながら実感しました。 こうやって可視化されると改めてその脅威を実感すると共に、日々の手洗いやうがい、マスク着用が何故必要なのか、今自分が出来ることは何なのかを見つめ直す良いキッカケになると感じました。 小さいお子さん達も熱心に聞き入っていたので、きっと良い経験になるんでしょうね。 さて、何故今回我々がこの企画を見に行ったかというと、実は弊社、可視化技術のお手伝いをさせて頂いております。 自分達が携わったものが、このようにアウトプットされているのを目にするとやはり嬉しく思いますね。 そんな訳で、純粋に来場者としても楽しみつつ、感慨深い気持ちも持ちつつでサイスタを満喫してきました! 色んな可視化にチャレンジ中! カシカでは3Dの技術を用いてあらゆるものを可視化するサービス開発を行っており、弊社サービス『カタチスペース』の開発だけでなく、様々な可視化のお手伝いに日々取り組んでいます。 意外なところで可視化技術が活躍している場面もあり、思った以上に幅広い分野で活躍できる環境です。 ご興味のある方は、以下弊社サイトの要項を確認の上、ご応募頂けますと幸いです。 求人情報 最近新しいオフィスに移転したので、キレイなオフィスでちょっと雑談してみたいというノリも大歓迎です! (勿論リモートも大歓迎ですよ) 是非お気軽にご連絡ください。お待ちしております!

働く環境を見直したら生産性が爆上げした話

  • POSTS
こんにちは! 株式会社カシカ、中の人の加藤です。 前回のブログから長らく時間が経過してしまいました… 最後の更新が3月… 新しい生活様式は大分定着してきた感がありますが、やはりこれまでとは違うスタイルにまだ戸惑うことも多々ありますね。 弊社では2月からリモートワークに切替を実施。そこからの数か月間を通して、カシカとしての働き方のスタイルを見直す転換点がありました。 今回はそんな話をブログにします。 コロナ禍、果たしてオフィスは必要か? 業態・業種によりますが、コロナ禍になりリモートワークに各社切り替えが急ピッチで進みましたね。 カシカでも完全リモート体制に移行し、メンバーは日々の業務を各々の自宅で行うことになりました。 リモートワークになって、個人的に良かった点としては移動時間の削減と、日々流れてくる感染拡大のニュースの中、外出を控えられる点だったでしょうか。 一方で、リモートになってからメンバーが集まって意見を交わしたり、何気ない雑談をしたりという直接的なコミュニケーションは当然ながら無くなりました。 (ビデオチャット上やメッセージ上でささやかな雑談とかって中々難しくないでしょうか…個人的に。) 必要な事はmtgやSlack等で共有出来ていますが、日々の雑談の中から皆の近況を知ったり、はたまた開発の発想やヒントが生まれる場面って結構あるんですよね。 今回、それが無くなってしまったのは大きな損失だと気付かされました。 皆の集まる場所、オフィスは必要だ 企業によっては完全リモート移行し、オフィスの縮小や解約をする企業も増えているそうですが、弊社は 『皆の集まる場所、帰ってくる場所としてオフィスは必要だ』 と判断しました。 渋谷で創業し、新宿へ移転してから2年。お陰様で業務拡大も進み、実はコロナ禍以前からオフィスが手狭になり移転を考えていました。 今から丁度二年前、新宿オフィスに移転した初日 既にここ1年ほど、いくつかの物件を見に行ったりもしていましたが中々ご縁に繋がらず… 良い物件を探し続けていたところ、新宿オフィスの運営元リアルゲイトさんが新たな物件をリリースしたとの情報が! それがPORTAL POINT SHIBUYAでした! 渋谷の中心、神南のタワレコの向かいに建つビルでアクセスは抜群。 流石のリアルゲイトさんで、外観からとてもオシャレです。 この物件、以前は違う会社が運営するレンタルオフィスでした。 まだ渋谷に居た創業間もない頃、代表の奥や創業メンバー達と「このビルは格好いいな。ここに移れるくらいにまずはなりたいな。」と話していた物件だったのです! 運命を感じてすぐに申込み、そして今回移転する運びとなりました! 新しいオフィスに移って何が良かったか まずは少しだけオフィスの紹介(もとい自慢?)をさせてください。 ここはビルの入り口。ネオン文字がオシャレ感を増してます! 右側にある電光掲示板にはしっかりと『KASHIKA』の社名も表示されています。 続いては屋上。ここはメンバー全員お気に入りの場所です。 椅子やテーブルも置いてあるので、晴れてる日には渋谷の景色を一望しながら開発が捗ります。 続いては我々のオフィス。 バタバタと引越しを済ませ、何とか形になってきました。 今までは小規模なシェアオフィスでしたが、今回から完全個室! 入り口にはカシカのロゴも入って、出社する度に気分が上がります。 移転から早3週間が経過し、今はリモートと出社の半々くらいの比率ですが、やっぱり会って会話したりmtgをしたりすると密度が違う!! 新しいオフィスということで、皆の気分が上がっているのは勿論のこと、対面で話して相手の表情や空気をを読み取ってコミュニケーションを取れることの大切さを実感しています。 mtgをしていても、やはり皆発言が活発になり、よりブーストが掛かるようになった気がします。 ただ業務を進めるだけならリモート環境下でも充分なのかもしれませんが、カシカにとっては、この移転は大正解だと思っています。 ここからカシカはより加速していきます。 弊社サービスカタチスペースは近々、大きなアップデートを実施予定です! 詳細は近日中に各種リリース及び当ブログでもご紹介しますね。 そしてその他にも受託開発案件なども。様々な『可視化』を我々の技術で実現すべく、メンバーも気合を入れて取り組んで参ります。 新たな環境で、一緒に活躍できるメンバー募集中です! かつてないほどの追い風が吹いている弊社ですが、現在新メンバーを募集中です。 カシカでは3Dの技術を用いてあらゆるものを可視化するサービス開発に取り組んでおり、弊社サービス『カタチスペース』の開発のほか、様々な案件を通して大きく成長できる環境です。 ご興味のある方は、以下弊社サイトの要項を確認の上、ご応募頂けますと幸いです。 求人情報 どんな会社か気になる、ちょっと話を聞いてみたい、という方も大歓迎です! 是非新しいオフィスに遊びにきてください!

新型iPad Pro登場

  • POSTS
こんにちは! 株式会社カシカ社長の奥です。 新しいiPad Proが発売されましたね。 今回の目玉はなんといっても LiDARセンサー搭載。 弊社ではカタチスペースという、写真を撮るだけで簡単に立体ARをつくれるサービスをリリースしていますが、 今回のiPad ProのLiDARセンサーでより正確なカタチが撮影しやすくなるのではないかと期待しています。 LiDARセンサーって何なの? appleのサイトより引用: https://www.apple.com/jp/ipad-pro/ LiDAR とは、Light Detection And Rangingの略称で、 車の自動運転のためのセンサーや航空機に空撮計測などでよく利用されている距離センサーです。 計測方式は、赤外線の光を発し、その光が物体に衝突してから跳ね返ってきた時間で 物体と光源との距離を計測する方式です。 下記がわかりやすい説明のサイトかと思います。 https://jp.techcrunch.com/2017/02/13/20170212wtf-is-lidar/ これまでも距離を計測するセンサーはありましたが、 光の特性を利用する一部のセンサーは晴天の屋外では利用できないものがあります。 車や航空機でも利用される方式のセンサーがタブレット端末に搭載されたというのは 3Dスキャンを利用する業界でも非常に大きな話題となっています。 LiDARセンサーでARはどう変わるのか? 早速、iPadでカタチスペースのARを試してみました。 ARをやっているとすぐにわかるのですが、iPhoneなどではARを前に 「iPhoneを動かしてください」と表示がでます。しかし新型iPadでは そのような表示は出ずに、いきなりARのオブジェクトが目の前に出てきます。 煩わしい、ARのための準備体操が要らないわけです。 これはユーザーにとってはとても便利ですね。 オクルージョンを試してみました。 すごいですね。ARオブジェクトがちょうどある位置に手を差し入れると 重なる部分だけARオブジェクトの中に指が沈む感じがみえます。 iPhoneXR以降のiPhoneは人の手や体がARオブジェクトの手前か後ろかを判定し、 ARオブジェクトに重なる場合ARオブジェクトを表示したり、隠蔽(オクルージョン)する機能があります。 カタチスペースで撮影したARオブジェクトを目の前に表示し、 手で触ろうとすると、オブジェクトの手前に手があると手が見えて、 奥に差し入れると、オブジェクトが見えるようになります。 iPhone11ではどうだったかというと、 オクルージョンされなくはないのですが、ARオブジェクトよりも手前に手がある位置なはずなのですが ARオブジェよりも奥に手があるような表示になっています。 自分のiPhoneやAndroidで試してみたい方はこちらのURLからすぐに試すことができます。 このカタチを見てみる LiDARセンサーでカタチはうまく撮れるのか? LiDARセンサーによる、ARの表示の性能が良かったので、 LiDARセンサーによるカタチの撮影の機能向上も期待しちゃいますよね。 まずはインカメラで撮影したいつものクマのぬいぐるみのAR インカメラのTrueDepthセンサーは iPhone11とほぼ変わらない感じですね。 また、ARを見るときは大きい画面だと目の前を覆う面積が広いので、没入感あります。 さて、LiDARセンサーを使った機能をAppleが公開したサンプルで試します。 動画バージョン: 結構ポリゴンが荒いですね。 ポリゴン自体はかなり高速に生成されているのでカタチの撮影でも利用できそうですが、 ちょっと三角形の大きさが荒すぎるので、このままではカタチに使うのは難しそうです。 ちなみにインカメラでカタチ撮影した時のポリゴンはこんな感じです。 こっちのほうが三角形の目が細かいですね。ちゃんとしたカタチを見るためには、 このくらいの三角形の細かさが必要になってきます。 Appleの今後に期待 じゃぁLiDARセンサーだめなんじゃ?という訳ではないです。 おそらく、Appleの意図としては、ARの表示向けの新機能なので、 ARを計測するためのセンサーではないというところでしょう。 しかし、LiDARセンサーは、従来のデュアルアウトカメラよりも 高性能な奥行情報を取得できる可能性は高く、 それは今回のオクルージョンの結果からも明らかで、 その奥行情報を利用したカタチの生成は、かなり期待していいと思います。