活用の幅は無限大。新機能、大型撮影モードをレポート
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こんにちは! 株式会社カシカ、中の人の加藤です。
桜の開花宣言も出て、暖かい季節になりましたね。 まだまだお花見へ…とは言えない状況ですが、近所をお散歩しながらお花見気分を味わいたいところです。
さて、今回は前回に引き続き最新バージョン【ver.1.6】の新機能についてご紹介していきます。
カタチスペース バージョン1.6をリリース 今回のバージョンアップは主に2つ! - 投稿時の限定公開機能を追加 - LiDAR対応機種での、大型撮影モードを新規追加
前回は限定公開機能についてご紹介しました。 今回は大型撮影モードについてご紹介します!
複数枚撮影することで大型のカタチも共有可能に!!大型撮影モードをリリース 従来のカタチスペースAppでは20㎝から2mくらいの大きさの物まで、カタチの撮影に対応していました。2mというと、大体自販機くらいのサイズです。
1年前、アプリリリース直後に撮影した自販機
なぜ2mなのか、というとカタチの撮影にはiPhoneやiPadの【TrueDepthカメラ】という機能でサイズを測定して撮影をしています。
この精度が担保できるのが大体2mくらいまでなんです。また、画角にも限度がありあまり大きなものの撮影には対応出来ませんでした。
しかし、カタチスペースユーザーの方からはもっと大きなサイズの物も撮影できないの?といったお問合せも頂いていました。
機材なんかの設置確認に使いたい、というお声をよく頂くのですが、設置の確認が必要な機材って大きな物が多いですもんね。
そこで、今回のバージョンアップで、大きな物体や広い空間の撮影も可能な【大型撮影モード】を新規追加しました。
これまでのカタチ撮影では、写真撮影と同じ感覚でシャッターを一度押すだけでカタチを生成していました。
しかし、大型撮影モードでは1ショットで収まらない大きさや範囲も、複数枚撮影をすることでカタチ生成が実現可能になっています。
早速、使い方をご紹介します。
カタチスペースにログインし、撮影ボタンをタップします。
`撮影ボタンをタップ` モード選択画面で、【大型モード】を選択します。 こちらは対象機種のみ選択可能です。お手持ちのデバイスの機種をご確認の上ご利用ください。
`対象外の機種の場合はグレイアウトで表示されます` 撮影したい対象物に合わせて、【家具】か【空間】を選択します。 より細かい設定をしたい場合には【カスタム】をタップすると、細かいパラメータを設定できます。 今回はこちらの○○を撮影したいと思いますので、【家具】モードをタップします。
`対象物に応じてモードを選択` ここからは通常のカタチ撮影と同様、シャッターを押して撮影します。
`濃い色になっている部分が撮影できた箇所` 正面が撮影出来ました。撮影した箇所が画面上に表示されます。
続いて側面、背面も撮影。
`側面・背面も撮影していきます` 大型モード撮影のコツは面単位で撮る事! 正面・側面・背面…と撮影していくと綺麗にカタチが作成できます。 反対に、撮影箇所が重複するとカタチが崩れやすくなります。コツを掴むとスムーズに撮影が出来ますよ。
3枚撮影をしたので、編集画面へ進むと…【カタチ】が生成されました!
後のフローはこれまでのカタチ作成と同じです。 編集画面で要らない部分を削除していきます。
大型モードの場合は、【円柱】【箱】でいらない部分を削除できます。
どちらも、スライダーを動かすことで円柱・箱の大きさが変化します。